特許
J-GLOBAL ID:200903073704959730

無線ローカルエリアネットワーク通信システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 原 謙三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-071889
公開番号(公開出願番号):特開平8-274777
出願日: 1995年03月29日
公開日(公表日): 1996年10月18日
要約:
【要約】【構成】 システム内の端末自体が持つ無線通信機能を利用し、システム内の端末自体を中継局として無線中継通信を行う。システム内の各端末は、通常の通信モードになる前に、自己端末と直接的な交信が可能か否かを個々の端末毎に調べる。各端末の上記の調査結果をまとめてシステムに属する全ての端末同士の直接的な交信の可否を示す交信相関テーブルをシステム内で作り上げる。データの始発局は、交信相関テーブルに基づいて中継局候補端末を選び出し、中継経路情報を示したパケットを送出する。【効果】 システム内の端末自体を中継局とすることにより、専用の電波中継用装置を必要とせずに通信領域を拡大することができる。中継を要する場合、始発局となる端末は、交信相関テーブルに基づいて中継局候補端末を容易に選び出せる。
請求項(抜粋):
無線通信手段を備えた複数の端末からなる無線ローカルエリアネットワーク通信システムにおいて、システム内の各端末は、通常の通信モードになる前に、自己端末からその他の各端末へ応答要求信号を送信し、応答要求信号を送信した端末から応答信号が返信されたか否かによって、直接的な交信が可能か否かを個々の端末毎に調べる直接交信可否調査手段を備え、システム内の各端末が行った上記の調査結果を1つにまとめて、システムに属する全ての端末同士の直接的な交信の可否を示す交信相関テーブルをシステム内で作成し、データの発信元である始発局となり得る端末は、自己端末と直接的な交信が出来ない端末と通信を行うために必要な中継局となり得る少なくとも1つの中継局候補端末を、上記の交信相関テーブルに基づいて選び出す中継局候補端末選択手段を備え、自己端末と直接的な交信が出来ない端末と通信を行う場合、該中継局候補端末選択手段にて選択された中継局候補端末の中の1つの端末を中継局として選定してその端末に転送先を示した転送要求のパケットを送信し、システム内の各端末は、受信したパケットが転送要求のパケットか否かを判断し、転送要求のパケットを受信した場合にパケット内に示されている転送先へパケットを転送するパケット中継手段を備えていることを特徴とする無線ローカルエリアネットワーク通信システム。
IPC (3件):
H04L 12/28 ,  H04B 7/15 ,  H04B 7/24
FI (3件):
H04L 11/00 310 B ,  H04B 7/24 A ,  H04B 7/15 Z
引用特許:
審査官引用 (2件)

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