特許
J-GLOBAL ID:200903073721836226

車両用空気調和装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 碓氷 裕彦 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-232529
公開番号(公開出願番号):特開2003-025825
出願日: 2001年07月31日
公開日(公表日): 2003年01月29日
要約:
【要約】【課題】 車載制御装置の負担増大や装置の大型化を招くこと無しに、乗員の好みに合った最適制御が可能となる車両用空気調和装置を提供する。【解決手段】 空調ユニット20内の作動部27を学習制御する制御装置16を有する車両用空気調和装置において、制御装置16は、車両側に設けられた第1の制御装置17と、車両外部に設けられた第2の制御装置18とから構成されるようにする。そして、互いに交信できる通信手段38A、41Aを設け、制御装置16内に構成される各手段のうち、記憶手段31c、43cおよび演算手段31a、43aは、それぞれ第1の制御装置17および第2の制御装置18の少なくとも一方に設けられるようにする。更に、第2の制御装置18側に設けられる記憶手段43cの記憶能力および演算手段43aの演算能力の少なくとも一方の能力を、第1の制御装置17側に設定でき得る能力よりも大きくする。
請求項(抜粋):
空調ユニット(20)内に設けられ、空調を機能させるために作動する作動部(27、22a〜22e)と、前記作動部(27、22a〜22e)の作動を学習制御する制御装置(16)とを有し、前記制御装置(16)には、車室内の空調状態に影響を及ぼす環境条件を検出する複数の環境条件検出手段(33〜36)と、前記環境条件と前記作動部(27、22a〜22e)への制御値との相対関係である制御特性を記憶する記憶手段(31c、43c)と、乗員の手動操作によって前記制御値を切換える空調モード切換え手段(37)と、前記環境条件検出手段(33〜36)の検出情報に基づいて前記制御特性から前記制御値を算出すると共に、前記空調モード切換え手段(37)によって前記制御値が変更された時に、前記制御特性を学習変更する演算手段(31a、43a)と、前記演算手段(31a、43a)で得られた前記制御値によって前記作動部(27、22a〜22e)を駆動する駆動手段(30)とが設けられるようにした車両用空気調和装置において、前記制御装置(16)は、車両側に設けられた第1の制御装置(17)と、車両外部に設けられた少なくとも1つの第2の制御装置(18)とから構成されるようにし、前記第1、第2の制御装置(17、18)は、前記環境条件検出手段(33〜36)、前記空調モード切換え手段(37)、前記記憶手段(31c、43c)、前記演算手段(31a、43a)の少なくとも1つの情報を互いに交信できる通信手段(38A、41A)をそれぞれ有し、前記制御装置(16)内に構成される前記各手段のうち、前記環境条件検出手段(33〜36)、前記空調モード切換え手段(37)、前記駆動手段(30)は、前記第1の制御装置(17)に設けられるようにすると共に、前記記憶手段(31c、43c)および前記演算手段(31a、43a)は、それぞれ前記第1の制御装置(17)および前記第2の制御装置(18)の少なくとも一方に設けられるようにし、前記第2の制御装置(18)側に設けられる前記記憶手段(43c)の記憶能力および前記演算手段(43a)の演算能力の少なくとも一方の能力を、前記第1の制御装置(17)側に設定でき得る能力よりも大きくしたことを特徴とする車両用空気調和装置。
IPC (2件):
B60H 1/00 101 ,  B60H 1/00 103
FI (2件):
B60H 1/00 101 Z ,  B60H 1/00 103 Z
引用特許:
審査官引用 (5件)
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