特許
J-GLOBAL ID:200903073744434672
廃液処理方法及び設備
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
本多 小平 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-119433
公開番号(公開出願番号):特開平10-311897
出願日: 1997年05月09日
公開日(公表日): 1998年11月24日
要約:
【要約】【課題】 濃縮処理又は乾燥粉体化・固化処理における問題に対して、処理前段で処理対象廃液からそれぞれの処理に有害である一価のイオンを取り除いてしまうことによって問題の解決を図る。【解決手段】 廃液受タンクに受け入れた濃縮又は乾燥粉体化処理対象廃液をろ過器で固形分を除去した後、電気透析装置に供給して一価のイオンと二価以上のイオンとに分離し、一価のイオンを除いた液を処理液タンクに、一価のイオンを濃縮した液を分離液回収タンクに、夫々分別して回収する。処理液タンクに回収された廃液は、濃縮装置で濃縮処理する場合には濃縮液の密度が基準値に達するまで濃縮することが可能となる。また、乾燥機で乾燥粉体化する場合には粉体化性能が阻害されず安定良好に粉体化が継続でき、固化処理過程でも重合反応の遅延などの不調を生じず、正常に硬化固型化が可能となる。
請求項(抜粋):
原子力発電所等で発生する放射性廃液を濃縮処理又は乾燥粉体化・固化処理する方法において、上記廃液を一価イオン選択透過性膜を有する電気透析装置に通すことにより、一価のイオンを含む廃液と二価以上のイオンを含む廃液とに分離し、濃縮処理又は乾燥粉体化・固化処理上有害若しくは処理効率を低下させる成分となる塩素イオン、硝酸イオン及び亜硝酸イオン等の一価イオンが殆ど存在しない上記後者の分離液を処理対象廃液として濃縮処理又は乾燥粉体化・固化処理することを特徴とする廃液処理方法。
IPC (7件):
G21F 9/06 511
, G21F 9/06 ZAB
, C02F 1/04
, C02F 1/44
, G21F 9/08 ZAB
, G21F 9/08 511
, G21F 9/08 521
FI (7件):
G21F 9/06 511 A
, G21F 9/06 ZAB
, C02F 1/04 E
, C02F 1/44 E
, G21F 9/08 ZAB
, G21F 9/08 511 F
, G21F 9/08 521 B
引用特許:
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