特許
J-GLOBAL ID:200903073757222062

ガス流から無水フタル酸蒸気を分離する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 土屋 勝
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-537625
公開番号(公開出願番号):特表2002-507474
出願日: 1999年02月23日
公開日(公表日): 2002年03月12日
要約:
【要約】【課題】ガス流から無水フタル酸を高効率的に分離する。【解決手段】冷却のためには、無水フタル酸(PSA)蒸気を含有したガス流が下位領域に垂直管を持つ冷却器に導かれる。管及びそれの上位開口端は、20〜90°Cの温度範囲にあり下方から流動化ガスが供給される間接冷却の流動床を囲む。その時、流動床での懸濁密度が300〜700kg/m3の範囲にあり、垂直管内に流動床を形成しない。PSA蒸気を含有したガス流は、垂直管内を上方に冷却器に流れ、その際流動床の粒子群が流動床から垂直管の開口端を経由するガス流に連続的に接触され、管より上に及び冷却器の流動床上方に配置された補整室に運ばれる。その時、PSA蒸気が冷却及び凝固される。凝固されたPSAは、少なくとも部分的に補整室から流動床に落下し、PSAを含有した粒子群が流動床から流出される。
請求項(抜粋):
無水フタル酸すなわちPSAを含有した粒子群からなる流動床を備えた冷却器内でガス流の冷却及び前記PSAの凝固により流動床が間接的に冷却される、ガス流内で蒸気状に含有したPSAを分離する方法において、 PSA蒸気を含有したガス流が冷却器の下位領域に配置された垂直管を通って上方に導入され、 この垂直管が上位開口端を持ち、これら垂直管及び開口端は、下方から流動化ガスが供給される20〜90°Cの温度範囲の間接冷却流動床によって囲まれ、その際流動床での懸濁密度が300〜700kg/m3の範囲にあり、前記垂直管内に流動床を形成せず、 流動床の粒子群は、流動床から垂直管の開口端を経由したPSA蒸気を含有したガス流に連続的に接触されて、ガス流から垂直管より上及び冷却器の流動床上方に配置された補整室に運ばれ、その際ガス流内に含有されたPSA蒸気が冷却及び凝固され、凝固されたPSAが少なくとも部分的に補整室から流動床に落下し、 前記ガスが補整室及び冷却器から導出され、PSAを含有した粒子群が流動床から流出されることを特徴とする方法。
IPC (2件):
B01D 7/02 ,  C07D307/89
FI (2件):
B01D 7/02 ,  C07D307/89 D
Fターム (12件):
4C037RC03 ,  4C037RC10 ,  4D076AA16 ,  4D076AA22 ,  4D076BD07 ,  4D076CB02 ,  4D076DA07 ,  4D076EA11Z ,  4D076EA20Z ,  4D076FA02 ,  4D076FA12 ,  4D076JA03
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特開昭49-101350
  • 特開昭48-036074
  • 高温プロセスガスの冷却方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-203181   出願人:メタルゲゼルシャフト・アクチエンゲゼルシャフト

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