特許
J-GLOBAL ID:200903073766588142

ライザー管固定方法及び固定構造並びにライザー管固定部の保全方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 春日 讓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-311940
公開番号(公開出願番号):特開平6-160579
出願日: 1992年11月20日
公開日(公表日): 1994年06月07日
要約:
【要約】【目的】BWRのジェットポンプのライザー管と圧力容器との締結部において、疲労損傷の可能性を小さくしたライザー管固定方法及び固定構造並びにライザー管固定部の保全方法を提供する。【構成】圧力容器1の内壁に形成された肉盛座15に上下面にテーパを有するラグ10を取付け溶接16によって垂直に取付け、止め金具11の円弧状部14でライザー管4を抱持しながら止め金具の脚部に形成した凹所12をラグ10に挿入して嵌合する。その後、止め金具11の脚部の先端をラグ10に溶接17によって締結し、止め金具11の円弧状部14をライザー管4に取付け溶接18によって締結する。ラグの先端部には好ましくは断面U字形の溝20が形成され、ラグと止め金具との溶接部はラグを加熱処理することにより残留応力を改善し、予防保全される。ラグと止め金具との締結はピン結合で行ってもよい。
請求項(抜粋):
沸騰水型原子炉の圧力容器の内壁とシュラウドとの間に設けられているジェットポンプのライザー管を圧力容器に固定するためのライザー管固定方法において、(a)上下面にテーパを有するラグと、全体的にU字形をなし、そのU字の脚部端面の各々に、前記ラグのテーパと同一のテーパを有し、該ラグを挟み込む形状の凹所を形成した止め金具を予め用意し;(b)前記圧力容器の内壁に前記ラグを垂直に溶接によって取付け;(c)前記U字形の止め金具で前記ライザー管を抱持しながら該止め金具の脚部凹所を前記ラグに圧入して嵌合し;(d)その後、前記止め金具の脚部と前記ラグとを締結する;ことを特徴とするライザー管固定方法。
IPC (2件):
G21C 15/25 GDB ,  G21C 19/02

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