特許
J-GLOBAL ID:200903073768912761

CDMAセルラシステム及びCDMAセルラシステムにおける拡散符号検出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 若林 忠 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-122318
公開番号(公開出願番号):特開平11-317692
出願日: 1998年05月01日
公開日(公表日): 1999年11月16日
要約:
【要約】【課題】 全ての基地局間における正確な同期を必要とせず、かつ、処理を複雑とすることなく複数の基地局を区別する。【解決手段】 フレームタイミングに同期してPN1符号を発生させるPN1発生器14と、チャネルを区別するための拡散符号w1によって、受信信号を逆拡散する逆拡散器15と、PN1発生器14にて発生したPN1符号によって、逆拡散器15にて逆拡散された信号を逆拡散する逆拡散器16と、逆拡散器16にて逆拡散された受信信号とPN2発生器17にて発生したPN2符号との相関値を、タイミングを徐々にずらせながら求めるスライディング相関器19と、スライディング相関器19にて求められた相関値のピークを検出するピーク検出器20とを設け、ピーク検出器20にて検出されたピーク値とフレームタイミングとに基づいてPN2符号を発生させる。
請求項(抜粋):
複数の移動端末と、該移動端末と無線回線を介して接続された複数の基地局とを少なくとも有してなるCDMAセルラシステムにおいて、前記複数の基地局のそれぞれは、チャネルデータを全ての基地局で共通な第1の拡散符号に基づいて拡散する第1の拡散手段と、前記第1の拡散符号と時間的に同期した第1の要素符号を発生させる第1の要素符号発生手段と、前記複数の基地局毎に異なる第2の要素符号を発生させる第2の要素符号発生手段と、前記第1の要素符号発生手段にて発生した第1の要素符号と前記第2の要素符号発生手段にて発生した第2の要素符号とに基づいて、基地局毎に異なる第2の拡散符号を発生させる乗算手段と、チャネルデータを前記乗算手段にて発生した第2の拡散符号に基づいて拡散する第2の拡散手段と、前記第1の拡散手段にて拡散されたチャネルデータと前記第2の拡散手段にて拡散されたチャネルデータとを加算する加算手段と、該加算手段にて加算されたチャネルデータを送出するアンテナとを有し、前記移動端末は、前記第1の拡散符号を検出する検出手段と、前記第1の拡散符号のタイミングに同期して前記第2の拡散符号の前記第1の要素符号を発生させる第3の要素符号発生手段と、前記第1の拡散符号とは異なるタイミングにて前記第2の要素符号を発生させる第4の要素符号発生手段と、前記基地局から送信された信号を前記第1のの要素符号に基づいて逆拡散する逆拡散手段と、該逆拡散手段にて逆拡散された信号と前記第2の要素符号の相関値を計算する相関値算出手段とを有し、前記第4の要素発生手段は、前記相関算出手段にて計算された相関値が最大となるタイミングに基づいて前記第2の要素符号を発生させることを特徴とするCDMAセルラシステム。
IPC (4件):
H04B 1/707 ,  H04B 7/26 ,  H04Q 7/38 ,  H04L 7/00
FI (4件):
H04J 13/00 D ,  H04L 7/00 C ,  H04B 7/26 P ,  H04B 7/26 109 N
引用特許:
審査官引用 (2件)

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