特許
J-GLOBAL ID:200903073877467581

硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆超硬合金製切削工具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富田 和夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-145836
公開番号(公開出願番号):特開2001-322008
出願日: 2000年05月18日
公開日(公表日): 2001年11月20日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆超硬合金製切削工具を提供する。【解決手段】 炭化タングステン基超硬合金基体の表面に、(a)Ti化合物層と、(b)TiCN層と、(c)Al2 O3 層で構成された硬質被覆層を3〜25μmの全体平均層厚で化学蒸着および/または物理蒸着してなる表面被覆超硬合金製切削工具において、前記硬質被覆層を構成する縦長成長結晶組織のTiCN層を、これの上面部および下面部を組成式:TiC1-x Nxで現した場合、原子比で、上記上面部は、x:0.45〜0.60、上記下面部は、x:0.05〜0.40、を満足するCおよびNの層厚方向濃度勾配を有し、かつ前記CおよびNの濃度が無段階変化または段階変化する濃度勾配l-TiCN層で構成してなる。
請求項(抜粋):
炭化タングステン基超硬合金基体の表面に、いずれも0.1〜5μmの平均層厚および粒状結晶組織を有する、炭化チタン層、窒化チタン層、炭窒化チタン層、酸化チタン層、炭酸化チタン層、窒酸化チタン層、および炭窒酸化チタン層のうちの1種または2種以上からなるTi化合物層と、2〜15μmの平均層厚および縦長成長結晶組織を有する炭窒化チタン層と、0.5〜8μmの平均層厚および粒状結晶組織を有するを有する酸化アルミニウム層と、で構成された硬質被覆層を3〜25μmの全体平均層厚で化学蒸着および/または物理蒸着してなる、表面被覆超硬合金製切削工具において、上記硬質被覆層を構成する縦長成長結晶組織の炭窒化チタン層を、これの上面部および下面部を組成式:TiC1-x Nx で現した場合、原子比で、上記上面部は、x:0.45〜0.60、上記下面部は、x:0.05〜0.40、を満足するCおよびNの層厚方向濃度勾配を有し、かつ前記CおよびNの濃度が無段階変化または段階変化する縦長成長結晶組織の炭窒化チタン層で構成したことを特徴とする硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆超硬合金製切削工具。
IPC (3件):
B23B 27/14 ,  C23C 14/06 ,  C23C 16/30
FI (3件):
B23B 27/14 A ,  C23C 14/06 P ,  C23C 16/30
Fターム (32件):
3C046FF03 ,  3C046FF10 ,  3C046FF13 ,  3C046FF16 ,  3C046FF19 ,  3C046FF22 ,  3C046FF23 ,  3C046FF25 ,  4K029AA04 ,  4K029BA41 ,  4K029BA44 ,  4K029BA54 ,  4K029BA55 ,  4K029BA60 ,  4K029BB02 ,  4K029BB07 ,  4K029BC00 ,  4K029BC02 ,  4K029BD05 ,  4K029EA01 ,  4K030BA18 ,  4K030BA35 ,  4K030BA36 ,  4K030BA38 ,  4K030BA41 ,  4K030BA43 ,  4K030BB01 ,  4K030BB12 ,  4K030CA03 ,  4K030JA01 ,  4K030LA01 ,  4K030LA22
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (5件)
全件表示

前のページに戻る