特許
J-GLOBAL ID:200903073889964300

新電池理論に基ずく非鉛系電池の開発及びその利用

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-166594
公開番号(公開出願番号):特開平9-320614
出願日: 1996年05月23日
公開日(公表日): 1997年12月12日
要約:
【要約】【目的】 新電池理論の確立により、電池の開発は試行錯誤ではなく理論的根拠に基ずき行うことができるようになり、電気自動車用の高起電力非鉛系電池の開発は促進されることになった。また成功したと言われる常温核融合反応は、化学反応にすぎないことが分かった。【構成】 高起電力非鉛系電池の負極にはイオン化傾向の大きい物質が適し、正極にはイオン化傾向最小の物質の一つである炭素が適している。電解液はH+濃度が高いほどよい。また高出力電池の充電には化学的充電が有効である。このことを選択図(図8)に示した。 【効果】 新電池理論の確立により、非鉛系電池の電極及び電解質の選択幅が狭められその研究・開発が容易になった。かつ高出力電池の充電には、化学的充電が時間的にも省エネルギーの点からも効果的である。
請求項(抜粋):
水電池の理論:電池の起電力は電極と電解液のH+との反応により生じる。水電池が可能であるのは、水の電離によってH+を生じ電極と反応するからである。(水)電池の起電力は両電極のイオン化傾向(酸化電位)の差となる。したがって素電池で高い起電力を得るためには、正極にはできるだけイオン化傾向が小さい物質を、負極にはできるだけイオン化傾向の大きい物質を使用する。ちなみに炭素はイオン化傾向の最小の物質の一つである。
IPC (3件):
H01M 6/34 ,  H01M 4/02 ,  H01M 10/44 102
FI (3件):
H01M 6/34 A ,  H01M 4/02 B ,  H01M 10/44 102
引用特許:
審査官引用 (1件)

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