特許
J-GLOBAL ID:200903073891626110

カラー液晶表示装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 泉名 謙治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-009422
公開番号(公開出願番号):特開平8-292434
出願日: 1996年01月23日
公開日(公表日): 1996年11月05日
要約:
【要約】【構成】屈折率異方性Δn1 と厚みd1 の積Δn1d1 を1.2〜2.5μmとした液晶層3と偏光板1、2とΔn2d2 を1.2〜2.5μmとした複屈折板4(nX 、nY が面内方向、nZ が厚み方向の屈折率のとき、nX ≧nZ ≧nY、Δn2 =nX -nY >0、厚みd2 )を備え、偏光板の各光学軸と配向方向と複屈折板の光学軸との間のθ1 、θ2 、θ3 を所定角度に設定し3値以上のマルチプレックス駆動を行い、オフ電圧で白を発色するSTNカラー液晶表示装置。【効果】マルチプレックス駆動の場合でもオフ波形でほぼ無彩色を表示し、オン波形または、オン波形とオフ波形の中間電圧で赤、青、緑の発色が可能であって、かつ視野角の広い表示が可能となる。
請求項(抜粋):
透明電極と配向膜をそれぞれ有しほぼ平行に設けられた二つの基板間に旋光性物質を含有した誘電率異方性が正のネマチック液晶が挟持され、各基板の配向膜によって形成される液晶分子の配向方向による液晶層のねじれ角が160〜300°とされ、液晶層の外側に一対の偏光板が備えられ、透明電極間に駆動電圧を印加する駆動回路が備えられたカラー液晶表示装置であって、液晶層と一対の偏光板のいずれか一方との間に複屈折板が配置され、二つの基板のうち複屈折板が配置された側の基板が第1の基板、残る一方が第2の基板とされ、液晶層での液晶の屈折率異方性Δn1 と液晶層の厚みd1 との積Δn1d1 が1.2〜2.5μmとされ、nX 、nY を複屈折板面内方向の屈折率とし、nZ を複屈折板の厚み方向の屈折率とした場合、nX ≧nZ ≧nY となるように設けられ(但し、nX >nY 、かつnX =nZ =nY の場合を除く)、遅相軸(nX が決まる面内方向)と進相軸(nY が決まる面内方向)の屈折率異方性と厚みによる垂直方向の複屈折の総和Δn2d2 が1.2〜2.5μmとされ、3値以上の電圧値が選択されて透明電極間にマルチプレックス駆動によって電圧が印加され、オフ電圧で白の発色が行われることを特徴とするカラー液晶表示装置。
IPC (2件):
G02F 1/1335 515 ,  G02F 1/133 500
FI (2件):
G02F 1/1335 515 ,  G02F 1/133 500
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

前のページに戻る