特許
J-GLOBAL ID:200903073986764480

地中接合型シールド掘進機及びその地中接合方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡村 俊雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-205452
公開番号(公開出願番号):特開平11-036778
出願日: 1997年07月14日
公開日(公表日): 1999年02月09日
要約:
【要約】【課題】 2台のシールド掘進機を地中で直交状に接合する技術は未だ提案されておらず実用に供されていない。また、シールド掘進機の前端部を既設トンネルの側面部に接合する従来の工法では、多大の費用と時間を要する地盤改良が必要であるし、作業者が残り残土を掘削したりトンネルの坑壁の側面部(セグメント)をガス溶断等で切断しなければならず、危険性が高く作業負荷も大きい。【解決手段】 第1シールド掘進機1Aの胴部材10の一部分にコンクリート材料製の封鎖部10を設け、この封鎖部10を第2シールド掘進機1Bのカッターディスク61で掘削して開口15を形成しつつ、その開口15から胴部材60の前端部を第1シールド掘進機1A内へ貫入させて接合する。第1,第2シールド掘進機1A,1Bを接合する際、封止部20及び止水機構70により、開口15から第1シールド掘進機1A内への水の流入を防止する。
請求項(抜粋):
第1,第2シールド掘進機を備え、第1シールド掘進機の側面部に第2シールド掘進機の前端部を地中で直交状に接合するようにした地中接合型シールド掘進機であって、前記第1シールド掘進機の胴部材の一部分に、第2シールド掘進機を貫入させる為にそのカッターディスクで掘削可能なコンクリート材料製の封鎖部を設け、この封鎖部を第2シールド掘進機のカッターディスクで掘削して開口を形成しつつ、その開口から第2シールド掘進機の胴部材の前端部を第1シールド掘進機内へ貫入させて接合するように構成したことを特徴とする地中接合型シールド掘進機。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • シールド掘進機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-196951   出願人:松本嘉司, 株式会社間組, 川崎重工業株式会社
  • トンネル接合工法および装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-257557   出願人:東京都下水道サービス株式会社, 西松建設株式会社, 株式会社熊谷組, 清水建設株式会社, 株式会社間組, ジオスター株式会社

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