特許
J-GLOBAL ID:200903074002065788

光損失フィルタおよびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷川 芳樹 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-265434
公開番号(公開出願番号):特開2001-091759
出願日: 1999年09月20日
公開日(公表日): 2001年04月06日
要約:
【要約】【課題】 広帯域にわたって高精度の透過特性を有し、かつ、小型に作製可能の光損失フィルタとその製造方法を提供するものである。【解決手段】 所定屈折率のコアを有する光導波路10に形成された光損失フィルタであって、コアの屈折率変化によってコアモードとクラッドモードとの位相回転量の差が変化する位相シフト部材20と、位相シフト部材20の前後に夫々配置されると共に、コアモードがクラッドモードと結合することによる減衰の極大値が第1波長である第1長周期グレーティング:LPG-d、並びにそれら結合による減衰の極大値が第2波長である第2長周期グレーティング:LPG-eとを有し、コアの屈折率変化によって、第1長周期グレーティング、位相シフト部材及び第2長周期グレーティングを伝搬した光の透過特性の2つの極大値をとる2波長が第1波長および第2波長から変化するものである。
請求項(抜粋):
所定屈折率のコアを有する光導波路に形成され、所定の使用波長帯域内で使用される光損失フィルタであって、前記コアの屈折率変化によってコアモードとクラッドモードとの位相回転量の差が変化する位相シフト部材と、前記位相シフト部材の前及び後に夫々配置されると共に、屈折率変動幅が第1変動幅、屈折率変動周期が第1周期であり、コアモードがクラッドモードと結合することによる減衰の極大値が第1波長である第1長周期グレーティング、並びに屈折率変動幅が第2変動幅、屈折率変動周期が第2周期であり、コアモードがクラッドモードと結合することによる減衰の極大値が第2波長である第2長周期グレーティングとを有し、前記コアの屈折率変化によって、前記第1長周期グレーティング、前記位相シフト部材及び前記第2長周期グレーティングを伝搬した光の透過特性の2つの極大値をとる2波長が前記第1波長および前記第2波長から変化することを特徴とする光損失フィルタ。
Fターム (3件):
2H050AC82 ,  2H050AC84 ,  2H050AD00
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 光格子
    公報種別:公表公報   出願番号:特願平7-520860   出願人:ザ・ユニバーシティ・オブ・シドニー
  • 光学導波路フィルタおよびその製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-241056   出願人:フォトニックスリサーチオンタリオ

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