特許
J-GLOBAL ID:200903074014690050

車両用スリップ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤谷 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-148605
公開番号(公開出願番号):特開平5-319239
出願日: 1992年05月14日
公開日(公表日): 1993年12月03日
要約:
【要約】【目的】 車両用スリップ制御装置において、左右駆動輪の速度差を抑制することによりデフ(差動装置)の保護を図ること。【構成】 車両の各車輪3〜6にはそれぞれ車輪速度を検出するための速度センサ9〜12が配設されている。ECU(電子制御ユニット)13は、速度センサ9〜12からの信号を受けて駆動輪であるFL輪3及びFR輪4のスリップ状態を判定し、スリップ制御量をそれぞれ決定しそれらに対応する制御信号を各々のブレーキ装置7,8に出力する。このとき、左右駆動輪の速度差を算出し、その速度差が所定値以上であるとその速度差を抑制するようにスリップ制御量が補正される。
請求項(抜粋):
エンジンの発生トルクを差動装置を介して左右駆動輪へ伝達するようにした車両における各車輪の車輪速度を検出する車輪速度検出手段と、該車輪速度検出手段にて検出された前記車輪速度に対する基準速度を作成する基準速度作成手段と、前記車輪速度検出手段にて検出された前記車輪速度と前記基準速度作成手段にて作成された基準速度とから前記左右駆動輪のそれぞれのスリップ状態を検出する駆動輪スリップ検出手段と、該駆動輪スリップ検出手段にて検出されたスリップ状態に基づいてスリップ制御量を算出するスリップ制御量演算手段と、該スリップ制御量演算手段にて算出されたスリップ制御量に基づいて前記左右駆動輪に加わるブレーキ力をそれぞれ独立に調整するブレーキ力調整手段とを有する車両用スリップ制御装置において、前記車輪速度検出手段にて検出された車輪速度から左右駆動輪の駆動輪速度差を算出する駆動輪速度差演算手段と、前記駆動輪速度差演算手段にて算出された前記駆動輪速度差に基づいて前記スリップ制御量を補正するスリップ制御量補正手段とを備えたことを特徴とする車両用スリップ制御装置。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • トラクション制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-073412   出願人:トヨタ自動車株式会社
  • 特開昭62-137258
  • 特開昭63-038064

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