特許
J-GLOBAL ID:200903074028078462
脊髄アクセス及び神経所在確認
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (4件):
柏原 三枝子
, 高橋 剛一
, 柴田 雅仁
, 米村 道子
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-519696
公開番号(公開出願番号):特表2009-543612
出願日: 2007年07月12日
公開日(公表日): 2009年12月10日
要約:
患者の身体内の神経組織の位置を確認する方法において、当該方法が:
前記身体内の前記神経組織と別の組織間の自然組織界面に沿ってプローブを前進させるステップであって、当該プローブが前記神経組織に向けて方向付けられた第1の表面と、前記神経組織から離れるように方向付けられた第2の表面を有するステップと;
第1の電流を前記プローブの前記第1の表面に沿って第1の電極に送達するステップと;
第2の電流を前記プローブの前記第2の表面に沿って第2の電極に送達するステップと;
前記第1及び第2の電流に対する神経応答をモニタすることによって前記前進させたプローブの前記第1の表面が、前記神経組織の方を向いており、前記第2の表面が前記神経組織から離れる方を向いていることを確認するステップと;
を具えることを特徴とする方法。
患者の身体内にガイドワイヤを進めるデバイスにおいて、当該デバイスが:
近位部分と、遠位部分と、近位側開口及び遠位側開口を有する少なくとも一のルーメンを有する細長プローブと;
前記プローブのルーメン内に摺動可能に配置した湾曲ガイド部材であって、当該ガイド部材の少なくとも一部が前記ルーメンの前記遠位側開口から前進して湾曲形状をとるように構成されており、前記ガイド部材が少なくとも一のガイドワイヤルーメンを具える部材と;
前記プローブと前記ガイド部材に連結して、前記ガイド部材を前記プローブの遠位側開口の外に進めるスライド部材と;
を具えることを特徴とするデバイス。
請求項2に記載のデバイスが更に、前記プローブと前記ガイド部材のうちの少なくとも一つに連結されており、少なくとも一のエネルギィ源に接続可能な少なくとも一の信号送信機を具えることを特徴とするデバイス。
請求項3に記載のデバイスにおいて、前記少なくとも一の信号送信機が;
前記遠位側部分において、あるいはその近傍で前記プローブの第1の表面に連結され、少なくとも一のエネルギィ源に接続可能な第1の電極と;
前記遠位側部分において、あるいはその近傍で前記プローブの第2の表面に連結され、少なくとも一のエネルギィ源に接続可能な第2の電極と;
を具えることを特徴とするデバイス。
請求項2に記載のデバイスにおいて、前記細長プローブが前記遠位部分において、あるいはその近傍に、湾曲又は屈曲した部分を具えることを特徴とするデバイス。
請求項5に記載のデバイスにおいて、前記湾曲または屈曲した部分及び前記遠位部分が、前記遠位部分の脊椎の椎間孔への少なくとも部分的な通過を容易にするものであり、前記プローブが更に、前記遠位部分の最遠位先端に、先端またはリップを具えることを特徴とするデバイス。
請求項2に記載のデバイスにおいて、前記プローブが大部分が硬性であることを特徴とするデバイス。
請求項2に記載のデバイスにおいて、前記プローブの少なくとも一部が可撓性であることを特徴とするデバイス。
請求項2に記載のデバイスにおいて、前記プローブの前記遠位部分の少なくとも一部が連接的であり、一以上の湾曲形状を作っていることを特徴とするデバイス。
請求項9に記載のデバイスが更に、押したり引いたりして前記遠位部分を連接させるために、前記遠位部分に連結した少なくとも一本のワイヤを具えることを特徴とするデバイス。
請求項2に記載のデバイスにおいて、前記プローブが、少なくとも二つのルーメンを具え、一方のルーメンが前記ガイド部材を受けるように構成されており、他方のルーメンが可視化ルーメン、吸引ルーメン、及び流体導入ルーメンのうちの少なくとも一つを具えることを特徴とするデバイス。
請求項11に記載のデバイスが更に、前記可視化ルーメンに配置した可視化デバイスを具え、当該可視化デバイスが、内視鏡、光ファイバ、電荷結合素子(CCD)及び、相補型金属-酸化物半導体(CMOS)デバイスからなる群から選択されることを特徴とするデバイス。
請求項2に記載のデバイスにおいて、前記プローブルーメンの前記近位側開口が、ガイドワイヤが通過できるサイズであり、前記ガイドワイヤが、前記近位側開口へ、前記ガイド部材のガイドワイヤルーメンへ、及び前記ガイド部材の遠位側開口の外へ通過することを特徴とするデバイス。
請求項2に記載のデバイスにおいて、前記ガイド部材が、円形、卵形、矩形、三角形、楕円形及び8字形からなる群から選択された断面形状を有することを特徴とするデバイス。
患者の身体内で神経組織の位置確認を行うシステムにおいて、前記神経組織が自然組織界面によって、衝突組織から分離されおり、当該システムが:
近位端と遠位端であって、これらの端部の間に軸がある近位端と遠位端を有し、当該遠位端が前記自然組織インターフェースに沿って遠位側に前進させるのに好適であるプローブであって、当該プローブが第1及び第2の横方向を向いた面を有するプローブと;
前記プローブの前記第1の面に沿って配置した第1の信号送信機と;
前記プローブの前記第2の面に沿って配置した第2の信号送信機であって、軸確認長を決定する第1及び第2の信号送信機と;
神経所在確認信号を生成する信号源であって、前記プローブの前記第1及び第2の信号送信機と選択的に連結可能であり、前記プローブが、前記神経組織へ向かって方向付けられた前記第1の面及び前記神経組織から離れる方向に方向付けられた前記第2の面との前記自然界面に沿って前進するときの、前記神経所在確認信号への応答をモニタすることによって、前記軸確認長を通じて前記プローブ軸に対する神経組織の方向が安全に確認できる信号源と;
を具えることを特徴とするシステム。
請求項15に記載のシステムにおいて、前記第1及び第2の信号送信機が、第1及び第2の電極を具え、前記信号源が、電気的神経刺激信号を生成する電気的源を具えることを特徴とするシステム。
請求項16に記載のシステムが更に:
神経応答センサと;
前記電気的源と前記センサに連結したプロセッサであって、前記第1の電極と前記第2の電極によって与えられた前記刺激に対する前記神経応答に応じて、前記第1の面が前記神経組織の方向を向いており、前記第2の面が前記神経組織から離れる方向を向いていることを確認するように構成されていることを特徴とするシステム。
請求項15に記載のシステムにおいて、前記シャフトの前記遠位部分が、脊椎の椎管孔への通過を容易にするように構成されていることを特徴とするシステム。
請求項15に記載のシステムにおいて、前記プローブが更に、その長さの少なくとも一部を通って縦方向に配置された少なくとも一のルーメンを具え、前記システムが更に、前記プローブルーメン内に摺動可能に配置され、前記プローブルーメンの遠位側開口の外へ進むように構成した、湾曲した中空ガイド部材を具え、前記ガイド部材が、少なくとも一のガイドワイヤルーメンを具えることを特徴とするシステム。
請求項19に記載のシステムが更に、前記プローブと前記ガイド部材に連結されたスライド部材を具え、前記ガイド部材を前記プローブの前記遠位開口の外に進めることを特徴とするシステム。
請求項19に記載のシステムが更に、
ガイドワイヤと;
前記ガイドワイヤに沿って前進させる、あるいは前記ガイドワイヤに沿って適所に引っ張って、前記身体から組織を除去する少なくとも一の組織除去デバイスと;
を具えることを特徴とするシステム。
請求項15に記載のシステムが更に、前記プローブが前進する前に組織間のスペース量を評価する機能、前記プローブが前進する前に組織間のスペース量を増やす機能、及び組織改変手順を実行した後に組織管のスペース量を評価する機能のうちの少なくとも一つを実行するように構成されたサイジングプローブを具えることを特徴とするシステム。
請求項(抜粋):
患者の身体内の神経組織の位置を確認する方法において、当該方法が:
前記身体内の前記神経組織と別の組織間の自然組織界面に沿ってプローブを前進させるステップであって、当該プローブが前記神経組織に向けて方向付けられた第1の表面と、前記神経組織から離れるように方向付けられた第2の表面を有するステップと;
第1の電流を前記プローブの前記第1の表面に沿って第1の電極に送達するステップと;
第2の電流を前記プローブの前記第2の表面に沿って第2の電極に送達するステップと;
前記第1及び第2の電流に対する神経応答をモニタすることによって前記前進させたプローブの前記第1の表面が、前記神経組織の方を向いており、前記第2の表面が前記神経組織から離れる方を向いていることを確認するステップと;
を具えることを特徴とする方法。
IPC (3件):
A61B 17/00
, A61B 17/34
, A61B 18/14
FI (3件):
A61B17/00 320
, A61B17/34
, A61B17/39 315
Fターム (15件):
4C160FF02
, 4C160FF10
, 4C160FF12
, 4C160FF42
, 4C160FF48
, 4C160GG02
, 4C160KK03
, 4C160KK04
, 4C160KK12
, 4C160KK16
, 4C160KK20
, 4C160KK62
, 4C160LL03
, 4C160LL07
, 4C160LL24
引用特許:
審査官引用 (4件)
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外科用リボンヤスリ
公報種別:公開公報
出願番号:特願2001-321360
出願人:山下宏之, マニー株式会社
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ガイドされる骨用粗目やすり
公報種別:公表公報
出願番号:特願平8-522225
出願人:ダブリュ.エル.ゴアアンドアソシエイツ,インコーポレイティド
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外科用ヤスリ
公報種別:公開公報
出願番号:特願2002-226098
出願人:マニー株式会社
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環軸椎固定用スペーサー
公報種別:公開公報
出願番号:特願平8-352226
出願人:旭光学工業株式会社
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