特許
J-GLOBAL ID:200903074063828440
樹脂成形品の取出装置を備えた射出成形機
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
玉田 修三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-055895
公開番号(公開出願番号):特開平11-235738
出願日: 1998年02月20日
公開日(公表日): 1999年08月31日
要約:
【要約】【課題】 成形品の成形サイクル時間を短縮し、型締めにより取出機構および金型が破損するのを防止するとともに、機械的な可動金型型締め停止装置を不要にする。【解決手段】 取出機構5の型内進退部位5Xが型外への退出を開始するのと同時に、可動金型4を型締め方向に見込みスタートさせ、この時の、型内進退部位5Xの位置を第2検出手段10により検出して取出機構制御手段9の安全判断回路に入力し、可動金型4の型締め継続により型内進退部位5Xが可動金型に衝突する位置にあるか否かを判断し、衝突しない位置にあると判断した場合は型締めを行う。一方、衝突する非安全位置にあると判断した場合は、取出機構制御手段9から可動金型制御手段12の制御器12Aに型締め動作の禁止信号を出力し、この禁止信号に基づいて駆動装置12Bを停止させ、可動金型4の締め方向への移動を停止させる。
請求項(抜粋):
固定金型と、この固定金型に進退自在に設けられ、前記固定金型とともに射出成形キャビティを形成する可動金型と、該可動金型の停止と型締め移動および型開移動を制御する可動金型制御手段と、可動金型の移動開始および移動量を連続的に検出する第1検出手段と、前記キャビティで成形されたのち型開限位置まで前記可動金型に保持されて移動してきた成形品または固定金型に保持されている成形品を突出させるエジエクタと、該エジエクタにより突出される成形品を把持する把持部を設けた取出機構と、取出機構の型内進退部位の位置を検出する第2検出手段と、この第2検出手段および前記第1検出手段が電気的に接続されて前記取出機構の作動を制御する取出機構制御手段とを備え、前記可動金型制御手段の制御により可動金型が開限位置から固定金型方向への型締め移動を開始した直後の前記取出機構の型内進退部位の位置を前記第2検出手段により検出し、該型内進退部位が前記可動金型の型締め方向への移動継続により該可動金型に衝突する位置にあるか否かを判断し、衝突する位置にあると判断した場合に、前記取出機構制御手段から前記可動金型制御手段に型締め動作の禁止信号を出力し、この禁止信号に基づく可動金型制御手段の制御により可動金型の締め方向への移動を停止させて、該可動金型と前記取出機構の型内進退部位の衝突を回避するように構成したことを特徴とする樹脂成形品の取出装置を備えた射出成形機。
IPC (3件):
B29C 45/42
, B29C 45/76
, B29C 45/80
FI (3件):
B29C 45/42
, B29C 45/76
, B29C 45/80
引用特許:
審査官引用 (4件)
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特開昭63-045021
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特許第2646071号
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射出成形品の取出し装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平6-164698
出願人:住友重機械工業株式会社, 株式会社ユーシン精機
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射出成形品の取出し装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平6-158050
出願人:住友重機械工業株式会社, 株式会社ユーシン精機
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