特許
J-GLOBAL ID:200903074071555304

ディジタル通信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-374123
公開番号(公開出願番号):特開2000-196560
出願日: 1998年12月28日
公開日(公表日): 2000年07月14日
要約:
【要約】【課題】ヌルサブキャリアが不要なパイロットシンボルを伝送可能にして伝送効率を向上させる。【解決手段】ガードインターバル除去部17の出力のうちパイロットシンボルは、窓関数演算部23に供給される。窓関数生成部24は例えばハニング窓を生成し、窓関数演算部23によってOFDMシンボルにはハニング窓が乗算される。これにより、サブキャリアの干渉が発生して、FFT処理後の出力は、サブキャリア毎に電力値が変化する。この変化は、キャリア周波数ずれに対応したものとなる。既知系列生成器22は、周波数ずれ毎にこの既知の系列を生成し、キャリア周波数誤差推定部21は、実際のFFT出力と既知系列との相関によって周波数誤差を求める。また、サンプリングタイミング誤差推定部26は、FFT部19の出力からサンプリング誤差を推定して、サンプリングタイミングクロック生成部15を制御する。これにより、パイロットシンボルにヌルは不要となり、伝送効率が向上する。
請求項(抜粋):
所定の既知系列のパイロット信号を含むパイロット信号が挿入されたOFDM信号が入力され、再生キャリアによってベースバンド信号を得る周波数変換手段と、再生タイミングクロックによって前記ベースバンド信号を標本化する標本化手段と、前記標本化されたベースバンド信号に窓関数を乗じて出力する窓関数演算手段と、前記窓関数演算手段の出力を周波数領域の出力に変換する復号手段と、前記復号手段からの出力に基づいて前記標本化手段が用いる再生タイミングクロックのタイミング誤差を推定して前記再生タイミングクロックのタイミングを制御するサンプルタイミング誤差推定部とを具備したことを特徴とするディジタル通信装置。
Fターム (4件):
5K022DD01 ,  5K022DD18 ,  5K022DD33 ,  5K022DD42
引用特許:
審査官引用 (3件)

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