特許
J-GLOBAL ID:200903074112181929

光通信用前置増幅器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 谷 義一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-068708
公開番号(公開出願番号):特開平9-260961
出願日: 1996年03月25日
公開日(公表日): 1997年10月03日
要約:
【要約】【課題】 光通信用前置増幅器のトランスインピーダンスを可変にするとともに、このトランスインピーダンスの減少に合わせて、増幅器の電圧利得を低下させて出力波形の安定化を図るという、当該前置増幅器に要求される機能を、従来例に比べて著しく簡単な方法で実現し、プロセスばらつきに対して裕度の大きい回路を提供する。【解決手段】 増幅段の部分は3個のFETQ1,Q2,Q3を直列接続して構成している。受光用のフォトダイオードPDの出力をQ1のゲート端子に導き、Q3のソース端子にQ5〜Q8からなる回路を接続している。Q3のソースとQ1のドレインの間にゲート接地で挿入されているQ2のソース・ドレイン間電圧VDSは、小光入力時には飽和領域に、大光入力時の電圧利得を下げるときには線形領域となるように、電源電圧VCCを抵抗R1,R2で分圧して与えている。
請求項(抜粋):
光入力信号を受け信号電流を発生するフォトダイオードと、前記フォトダイオードの信号電流を受け前記光入力信号に対応した信号電圧に変換する電流/電圧変換回路とから構成される光通信用前置増幅器において、前記電流/電圧変換回路の増幅用電界効果トランジスタ(FET)の負荷回路をゲート接地されたFETとゲート-ソース間を短絡されたFETの直列接続とし、前記ゲート接地されたFETのドレイン-ソース間電圧が、光入力がない時にはFETのドレイン電流特性における飽和領域に、所定の強度を越える光が入力された時には比例領域に変化するように構成された、ことを特徴とする光通信用前置増幅器。
IPC (8件):
H03F 3/08 ,  B05C 3/00 ,  H01L 31/10 ,  H04B 10/28 ,  H04B 10/26 ,  H04B 10/14 ,  H04B 10/04 ,  H04B 10/06
FI (4件):
H03F 3/08 ,  B05C 3/00 ,  H01L 31/10 G ,  H04B 9/00 Y
引用特許:
審査官引用 (1件)

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