特許
J-GLOBAL ID:200903074133652301

データ処理方法、記録媒体及びデータ処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小池 晃 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-234981
公開番号(公開出願番号):特開平11-073333
出願日: 1997年08月29日
公開日(公表日): 1999年03月16日
要約:
【要約】【課題】 柔軟なシステムが構築可能であり、且つ、コンテキストスイッチの回数が少なくて済む、純オブジェクト指向オペレーティングシステムを実現する。【解決手段】 あるオブジェクトが所定のメソッドを実行して他のオブジェクトにメッセージを送信する際に、先ず、送信元オブジェクトの実行を中断するとともに、当該オブジェクトの実行を中断したことを示すように当該オブジェクトのコンテキストデータを書き換える。その後、所定のモジュールを呼び出して、当該モジュールの手続きの中から上記メソッドに対応した手続きを実行することにより、送信先オブジェクトのコンテキストデータを検索し、その検索により見つかったコンテキストデータを、当該コンテキストデータに対応するオブジェクトが実行中であることを示すように書き換えるとともに、当該オブジェクトに送信元オブジェクトからのメッセージを受け渡す。
請求項(抜粋):
各オブジェクト毎に当該オブジェクトの実行状況についての情報をコンテキストデータとして記録しつつ、オブジェクト毎にデータ処理を実行するデータ処理方法において、あるオブジェクトがメッセージ送信を指示する所定のメソッドを実行して他のオブジェクトにメッセージを送信する際に、所定の条件を満たす場合には、メッセージ送信元のオブジェクトの実行を中断するとともに、当該オブジェクトの実行を中断したことを示すように当該オブジェクトに対応するコンテキストデータを書き換えた後、メッセージ送信に関する手続きが記述された所定のモジュールを呼び出して、当該モジュールに記述された手続きの中から上記メソッドに対応した手続きを実行することにより、メッセージ送信先のオブジェクトに対応するコンテキストデータを検索し、上記検索により見つかったコンテキストデータを、当該コンテキストデータに対応するオブジェクトが実行中であることを示すように書き換えるとともに、当該オブジェクトにメッセージ送信元のオブジェクトからのメッセージを受け渡すことを特徴とするデータ処理方法。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • タスク制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-211975   出願人:松下電器産業株式会社

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