特許
J-GLOBAL ID:200903074162680284
エンジンの過給装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件):
山田 卓二
, 田中 光雄
, 石野 正弘
, 竹内 三喜夫
, 中野 晴夫
, 川端 純市
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-080580
公開番号(公開出願番号):特開2009-235944
出願日: 2008年03月26日
公開日(公表日): 2009年10月15日
要約:
【課題】排気ターボ過給機を備えたエンジンに対して、本来は排気圧より過給圧が高くなる運転領域で、エンジン出力を維持しつつ吸気系にEGRガスを供給することを可能にする手段を提供する。【解決手段】エンジンDEには、大型の第1排気ターボ過給機15と小型の第2排気ターボ過給機16とが直列に配設されている。第1排気ターボ過給機15に対してウェストゲート通路33とウェストゲート弁34とが設けられ、第2排気ターボ過給機16に対して排気バイパス通路27と排気バイパス制御弁28とが設けられている。通常の過給形態では過給圧が排気圧より高くなる高負荷領域では、排気バイパス制御弁28が閉弁方向に制御され、排気圧が高められてEGRガスの供給が可能となる。これと同時にウェストゲート弁34が閉弁方向に制御され、過給圧の低下が防止され、エンジン出力が維持される。【選択図】図1
請求項(抜粋):
大型の第1排気ターボ過給機と小型の第2排気ターボ過給機とが順次直列に過給を行うように配設されているエンジンの過給装置であって、
上記第2排気ターボ過給機のコンプレッサをバイパスする吸気バイパス通路と、
上記吸気バイパス通路に配設された吸気バイパス制御弁と、
上記第2排気ターボ過給機のタービンをバイパスする排気バイパス通路と、
上記排気バイパス通路に配設された排気バイパス制御弁と、
上記第1排気ターボ過給機のタービンをバイパスするウェストゲート通路と、
上記ウェストゲート通路に配設されたウェストゲート弁と、
エンジンの運転状態が低負荷状態であるときには上記吸気バイパス制御弁を閉弁側に作動させ、上記排気バイパス制御弁を閉弁側に作動させ、かつ上記ウェストゲート弁を閉弁側に作動させる一方、エンジンの運転状態が高負荷状態であるときには上記吸気バイパス制御弁を開弁側に作動させ、上記排気バイパス制御弁を開弁側に作動させ、かつ上記ウェストゲート弁を開弁方向に制御する過給制御手段と、
吸気通路と排気通路とを接続するEGR通路と、
上記EGR通路に配設されたEGR弁と、
少なくとも高負荷状態を含む運転条件下で、所定のEGR実行条件が成立したときには、上記EGR弁を介して排気ガス還流を実行させるEGR制御手段とを備えていて、
上記過給制御手段は、エンジンの運転状態が高負荷状態であり、かつ上記EGR制御手段による排気ガス還流の実行条件が成立しているときは、上記排気バイパス制御弁を閉弁方向に制御するとともに、上記ウェストゲート弁をさらに閉弁方向に制御するよう構成されていることを特徴とするエンジンの過給装置。
IPC (4件):
F02B 37/013
, F02B 37/00
, F02B 37/16
, F02B 37/18
FI (5件):
F02B37/00 301B
, F02B37/00 302F
, F02B37/00 303G
, F02B37/00 303B
, F02B37/12 301A
Fターム (18件):
3G005DA02
, 3G005EA16
, 3G005EA23
, 3G005EA25
, 3G005FA35
, 3G005GA03
, 3G005GB16
, 3G005GB18
, 3G005GB25
, 3G005GB28
, 3G005GD14
, 3G005HA12
, 3G005JA12
, 3G005JA13
, 3G005JA23
, 3G005JA40
, 3G005JA45
, 3G005JB02
引用特許:
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