特許
J-GLOBAL ID:200903074167532569

ゴミ焼却炉の排ガス処理装置におけるアンモニア注入量の設定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大橋 勇 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-268742
公開番号(公開出願番号):特開平11-104453
出願日: 1997年10月01日
公開日(公表日): 1999年04月20日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 ゴミ焼却炉の排ガス処理装置において脱硫、脱硝、脱ダイオキシンの各処理を同一ステ-ジで実施するためのアンモニア注入量の設定方法を提供する。【解決手段】 排ガスは石灰噴霧塔で所定の塩濃度迄下げられ、噴霧された石灰は電気集じん器によりアッシュと共に捕集され、次に熱交換器により排ガス温度を所定の範囲に制御して粒状の活性炭を充填した吸着塔に導き、排ガスは活性炭と接触させたのち煙突へ放出するゴミ焼却炉の排ガス処理装置において、SO2及びダイオキシンを粒状の活性炭に吸着し、NOxを熱交換器から煙道に注入したNH3の存在で分解し、その一部はNH4Clとしてダストと共に吸着塔の活性炭層で濾過集じんする。SO2、ダイオキシン及びHClを吸着した粒状の活性炭は脱離塔に導かれ、加熱してSO2を脱離、ダイオキシンを分解、HClを脱離させる。前記NH3の注入量は、吸着塔入口NOx濃度とNOx除去率、又は吸着塔の入口NOx濃度と出口NOx濃度から設定する。
請求項(抜粋):
ボイラ出口に石灰噴霧塔が設けられ、排ガスはこの石灰噴霧塔で所定の塩濃度迄下げられ、噴霧された石灰は電気集じん器又はバグフィルタによりアッシュ(灰)と共に捕集され、次に、ブロアを介して熱交換器により排ガス温度を所定の制御温度の範囲に制御して吸着塔に導き、吸着塔には粒状の活性炭を充填し、移動させ、排ガスは活性炭と接触させたのち煙突へ放出するゴミ焼却炉の排ガス処理装置において、SO2及びダイオキシンは粒状の活性炭に吸着し、NOxは熱交換器の後段から煙道に注入したアンモニアの存在で分解し、一部はNH4Clとしてダストと共に吸着塔の活性炭層で濾過集じんされ、さらに、SO2、ダイオキシン及びHClを吸着した粒状の活性炭は脱離塔に導かれ、加熱してSO2を脱離、ダイオキシンを分解、HClを脱離し、脱離再生された活性炭は冷却され脱離塔から排出され、前記アンモニアの注入量は、吸着塔の入口NOx濃度とNOx除去率、又は吸着塔の入口NOx濃度と出口NOx濃度から実質アンモニア注入量を設定するようにしたことを特徴とするゴミ焼却炉の排ガス処理装置におけるアンモニア注入量の設定方法。
IPC (8件):
B01D 53/56 ,  B01D 53/74 ,  B01D 46/02 ,  B01D 53/34 ZAB ,  B01D 53/50 ,  B01D 53/81 ,  B01D 53/70 ,  B01D 53/68
FI (6件):
B01D 53/34 129 E ,  B01D 46/02 Z ,  B01D 53/34 ZAB ,  B01D 53/34 123 B ,  B01D 53/34 134 E ,  B01D 53/34 134 A
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • RDF焼却・排ガス処理装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-142934   出願人:電源開発株式会社, 住友重機械工業株式会社
  • 排ガスの処理方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-062885   出願人:住友重機械工業株式会社
  • ダイオキシンの除去方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-178906   出願人:住友重機械工業株式会社

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