特許
J-GLOBAL ID:200903074226201377

仮想手術シミュレーションシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 足立 勉 ,  石原 啓策
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-146463
公開番号(公開出願番号):特開2004-344491
出願日: 2003年05月23日
公開日(公表日): 2004年12月09日
要約:
【課題】実際の手術と同様の視線で、模擬物を使わずに手術の作業を模擬して行うことができる仮想手術シミュレーションシステムを提供する。【解決手段】使用者が、立体映像表示装置10の前に立ち、液晶シャッタ式メガネ40を掛け、グリップ51を動かすと、仮想手術シミュレーションシステム1は、メインPC20で、人体モデルデータ及び手術具モデルデータを基に、液晶シャッタ式メガネ40を通して見たときに立体表示される視差画像を立体映像表示装置10に表示して、グリップ51に重なる仮想手術具及び仮想人体を使用者の眼前に立体表示し、仮想手術具が仮想人体に対して接すると、メインPC20により、仮想手術具が仮想人体に対して弾性変形、又は、切断、又は、刺通した作用を演算して、人体モデルデータを更新した仮想人体を表示し、力覚デバイス50により仮想人体への作用に応じた反発力をグリップ51に発生する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
所定の仮想空間内に立体映像を表示するための映像表示手段と、 前記仮想空間に患者の一部又は全部を模擬した仮想人体を表示するための人体モデルデータ、及び、前記仮想空間に手術具を模擬した仮想手術具を表示するための手術具モデルデータが、前記仮想空間内に表示すべき位置の位置情報を含めて記憶された記憶手段と、 前記仮想空間内における使用者の手又は指の位置を検出する位置検出手段と、 前記位置検出手段にて検出される使用者の手又は指の位置に、前記仮想手術具が変位されるように、前記仮想手術具の位置情報を更新する位置情報更新手段と、 前記位置情報更新手段にて位置情報を更新された前記仮想手術具が、前記仮想人体に当接する位置関係になったと判断される場合に、該位置関係で、実際の手術具を実際の人体に当接させた場合の該人体における作用を演算して、該演算結果を前記人体モデルデータに反映するモデルデータ更新手段と、 使用者の視線位置及び視線方向を検出する視線検出手段と、 最新の前記人体モデルデータ及び前記手術具モデルデータにより、前記仮想人体及び前記仮想手術具を、前記視線検出手段にて検出された視線位置及び視線方向から観察される前記仮想空間内の立体映像として、前記映像表示手段により表示する映像制御手段と、 を備えることを特徴とする仮想手術シミュレーションシステム。
IPC (2件):
A61B19/00 ,  G09B9/00
FI (2件):
A61B19/00 502 ,  G09B9/00 Z
引用特許:
出願人引用 (4件)
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