特許
J-GLOBAL ID:200903074265917908

高精度部品の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 植木 久一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-193423
公開番号(公開出願番号):特開平8-060236
出願日: 1994年08月17日
公開日(公表日): 1996年03月05日
要約:
【要約】【目的】 従来技術におけるような不都合を生じることなく、高精度化を達成することによって、静粛性の向上が図れるような高精度部品を提供する。【構成】 C:0.03〜0.30%,Si:0.50%以下(0%を含む),Mn:0.3〜3.0%,P:0.030%以下(0%を含む),S:0.035%以下(0%を含む),Al:0.015〜0.06%,N:0.005〜0.03%を夫々含み、必要によってCr,Mo,V,Ni,Cu,Ti,Nb,Ca,Zr等を含み、残部がFeおよび不可避不純物からなる肌焼網を用いて成形された中間工部品を浸炭処理した後、所定の式によって表される臨界冷却速度Vc1〜VC4(°C/秒)以下の冷却速度Vで室温まで冷却し、その後所望により部品の形状を修正する修正加工を施し、引き続き浸炭雰囲気または浸炭窒化雰囲気で一回目の浸炭処理温度よりも低い温度に再加熱した後、焼入れ処理を行なう。
請求項(抜粋):
C:0.03〜0.30%(重量%の意味、以下同じ),Si:0.50%以下(0%を含む),Mn:0.3〜3.0%,P:0.030%以下(0%を含む),S:0.035%以下(0%を含む),Al:0.015〜0.06%,N:0.005〜0.03%を夫々含み、残部がFeおよび不可避不純物からなる肌焼鋼を用いて成形された中間工程部品を浸炭処理した後、下記(1)式で表される臨界冷却速度Vc1(°C/秒)以下の冷却速度V(°C/秒)で室温まで冷却し、その後浸炭雰囲気または浸炭窒化雰囲気で一回目の浸炭処理温度よりも低い温度に再加熱した後、焼入れ処理を行なうことを特徴とする高精度部品の製造方法。Vc1=10k1 ...(1)但し、k1=0.61+1.00[C]-0.45[Mn][C] :浸炭処理後の表面炭素量(%)[Mn]:肌焼鋼中のMn含有量(%)
IPC (12件):
C21D 6/00 ,  C21D 9/28 ,  C21D 9/32 ,  C21D 9/40 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/06 ,  C22C 38/18 ,  C22C 38/38 ,  C22C 38/58 ,  C23C 8/22 ,  C23C 8/32 ,  C23C 8/80
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 浸炭部材の製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-124527   出願人:マツダ株式会社
  • 特開昭60-262941
  • 特開昭60-262941

前のページに戻る