特許
J-GLOBAL ID:200903074270617408

パイプライン処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 河原 純一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-190041
公開番号(公開出願番号):特開2001-022579
出願日: 1999年07月05日
公開日(公表日): 2001年01月26日
要約:
【要約】【課題】 投資された演算器ハードウェア資源の性能をより多く引き出すことを可能とし、プロセッサの実効性能の向上を図る。【解決手段】 レイテストセット手段60は、命令追い越しバッファ10内の各エントリ中のLフラグのセット/リセットを行う。発行命令選択手段30は、「入力オペランドがレディになっている命令群」からの発行命令の候補の選択,「後続命令により演算結果が上書きされることが判明している命令群」からの発行命令の候補の選択,およびリソースの競合のチェックに基づいて発行命令を選択し、当該選択の際に、リソースの競合が生じない範囲で複数命令の同時発行を行い、「後続命令により演算結果が上書きされることが判明している命令群」の中から選択された命令を実際に発行した場合に当該命令の演算結果を参照する後続命令を強制的に遅滞なく発行する。
請求項(抜粋):
複数の演算器がレジスタファイルへのライトポートを当該演算器間で共有しており差し替えパスが存在するパイプライン処理装置において、複数のエントリからなり、各入力オペランドに対する差し替えフラグ,レディフラグ,および後続参照エントリ情報とエントリバリッドフラグ,ディスティネーションフィールド,およびLフラグとを各エントリに保持する命令追い越しバッファと、Dステージデータ保持回路内の命令に関する各種の情報を前記命令追い越しバッファ内のエントリに登録し、当該エントリの命令とオペランドの依存関係を有する命令が登録されている前記命令追い越しバッファ内のエントリにその依存関係を示す情報を登録するエントリ登録手段と、前記エントリ登録手段による命令の登録時に前記命令追い越しバッファ内の当該命令の登録エントリ中のLフラグをセットし、当該命令と同一のレジスタに演算結果を書き込む先行命令の登録エントリ中のLフラグをリセットするレイテストセット手段と、前記命令追い越しバッファ内の命令が発行された場合に当該発行命令と依存関係にある命令に対する前記命令追い越しバッファ内のエントリ中のオペランドレディフラグをセットするオペランドレディセット手段と、前記命令追い越しバッファに登録されている「入力オペランドがレディになっている命令群」からの発行命令の候補の選択,前記命令追い越しバッファに登録されている「後続命令により演算結果が上書きされることが判明している命令群」からの発行命令の候補の選択,およびリソースの競合のチェックに基づいて発行命令を選択し、当該選択の際に、リソースの競合が生じない範囲で複数命令の同時発行を行い、「後続命令により演算結果が上書きされることが判明している命令群」の中から選択された命令を実際に発行した場合に当該命令の演算結果を参照する後続命令を強制的に遅滞なく発行する発行命令選択手段とを有することを特徴とするパイプライン処理装置。
IPC (4件):
G06F 9/38 310 ,  G06F 9/38 350 ,  G06F 9/38 ,  G06F 9/34 330
FI (4件):
G06F 9/38 310 F ,  G06F 9/38 350 B ,  G06F 9/38 350 A ,  G06F 9/34 330
Fターム (10件):
5B013AA12 ,  5B013CC05 ,  5B013CC06 ,  5B013CC10 ,  5B013CC11 ,  5B033AA03 ,  5B033AA13 ,  5B033BD01 ,  5B033CA25 ,  5B033DD01
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • パイプライン処理装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-329130   出願人:日本電気株式会社
  • 特開昭64-032341
  • データ処理装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-200116   出願人:日本電気株式会社
審査官引用 (2件)
  • パイプライン処理装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-329130   出願人:日本電気株式会社
  • 特開昭64-032341

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