特許
J-GLOBAL ID:200903074296173877

反射型液晶表示素子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 次郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-103186
公開番号(公開出願番号):特開平7-287223
出願日: 1994年04月19日
公開日(公表日): 1995年10月31日
要約:
【要約】【目的】 暗表示を暗くし、かつ明表示を明るくし、コントラストが改善された反射型液晶表示素子を提供する。【構成】 一対の基板4、7の配向膜3、6間に常温でネマティック状態となる液晶9を封入した液晶セル1と、この液晶セル1の上方に配置された直線偏光板10と、液晶セル1の下方に配置された反射板11と、直線偏光板10と液晶セル1との間に配置された1軸性位相板12とを備え、非選択電圧印加時における液晶セル1のΔn・dの値と1軸性位相板12のリターデーションとの差を外部光波長の4分の1にした。したがって、非選択電圧印加時に可視光の全波長において、光が直線偏光板10と反射板11との間を往復するときの光路差が各波長ごとで半波長となり、直線偏光板10で理想的に遮光されるため、暗表示が暗くなり、また直線偏光板10を1枚だけ配置したから、明表示が明るくなり、コントラストを高くすることができる。
請求項(抜粋):
対向する面各々に電極およびこの電極を覆って所定方向に配向処理が施された配向膜がそれぞれ形成された一対の基板の前記配向膜間に常温でネマティック状態となる液晶を封入して液晶層を形成した液晶セルと、この液晶セルの一方の外側に配置された偏光板と、前記液晶セルの他方の外側に配置された反射板と、前記偏光板と前記反射板との間に配置された位相板とを備えた反射型液晶表示素子であって、電圧無印加時における前記液晶セルの屈折率異方性Δnと液晶層厚dとの積Δn・dと前記位相板のリターデーションとの差が、前記液晶セルに入射する光の全波長について各波長の略4分の1の整数倍であることを特徴とする反射型液晶表示素子。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 反射型液晶表示装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-169540   出願人:シャープ株式会社

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