特許
J-GLOBAL ID:200903074319037984

後方乱気流検出システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮田 金雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-262164
公開番号(公開出願番号):特開2002-071807
出願日: 2000年08月31日
公開日(公表日): 2002年03月12日
要約:
【要約】【課題】 航空機の主翼後方より発生し、他の航空機の運行に影響を及ぼす後方乱気流を効率よく検出するには、後方乱気流を観測するレーザレーダの死角を小さくする必要がある。【解決手段】 異なる位置から光レーザを照射する第一のレーザレーダ1及び第二のレーザレーダ2と、この第一のレーザレーダ1および第二のレーザレーダからの受信信号に基づいて後方乱気流情報を生成し、更に2台のレーザレーダの観測エリアが重ならない範囲の後方乱気流情報を合成し、観測エリアが重なる範囲の後方乱気流情報は比較結果が大きいほうの後方乱気流情報を選択して、表示データを作成するための後方乱気流情報を特定するとともに、この特定された後方乱気流情報に基づいて表示装置7に後方乱気流情報を表示させる表示データを作成する信号処理装置5を備えた。
請求項(抜粋):
所定の滑走路の近傍に配設されて、前記滑走路から離陸した航空機、ないし前記滑走路に着陸する航空機に向けて光レーザを照射するとともに、前記光レーザが照射された照射領域の大気中に存在する前記光レーザを散乱させるエアロゾルからの反射レーザ光を受信するレーザ送受信部、このレーザ送受信部から出力される光レーザの照射方向を制御する走査制御部を有する第一のレーザレーダと、この第一のレーザレーダとは異なる位置に配設されて、前記滑走路から離陸した航空機、ないし前記滑走路に着陸する航空機に向けて光レーザを照射するとともに、前記光レーザが照射された照射領域の大気中に存在する前記光レーザを散乱させるエアロゾルからの反射レーザ光を受信するレーザ送受信部、このレーザ送受信部から出力される光レーザの照射方向を制御する走査制御部を有する第二のレーザレーダと、前記第一のレーザレーダから伝達された反射レーザ光より、前記第一のレーザレーダの照射領域における後方乱気流渦の大きさ、後方乱気流渦の風速、発生位置を含む第一の後方乱気流情報を生成し、前記第二のレーザレーダから伝達された反射レーザ光より、前記第二のレーザレーダの照射領域における後方乱気流渦の大きさ、後方乱気流渦の風速、発生位置を含む第二の後方乱気流情報を生成するとともに、前記第一のレーザレーダと前記第二のレーザレーダの照射領域が重ならない領域の後方乱気流情報を、前記第一の後方乱気流情報と前記第二の後方乱気流情報を合成することにより生成して表示させ、前記第一のレーザレーダと前記第二のレーザレーダの照射領域が重なる領域の後方乱気流情報を、前記第一の後方乱気流情報と前記第二の後方乱気流情報を比較して、比較結果が大きい後方乱気流情報を表示させる信号処理装置とを備えたことを特徴とする後方乱気流検出システム。
IPC (3件):
G01S 17/88 ,  B64F 1/18 ,  G01S 17/06
FI (3件):
B64F 1/18 ,  G01S 17/06 ,  G01S 17/88 Z
Fターム (18件):
5J084AA02 ,  5J084AA07 ,  5J084AA20 ,  5J084AB03 ,  5J084AB08 ,  5J084AB12 ,  5J084AD03 ,  5J084AD04 ,  5J084AD11 ,  5J084BA03 ,  5J084BA11 ,  5J084BA50 ,  5J084CA31 ,  5J084CA72 ,  5J084EA05 ,  5J084EA07 ,  5J084EA23 ,  5J084EA40
引用特許:
審査官引用 (3件)

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