特許
J-GLOBAL ID:200903074355708909

重合用触媒および開始剤

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-505127
公開番号(公開出願番号):特表平9-500921
出願日: 1994年06月02日
公開日(公表日): 1997年01月28日
要約:
【要約】一価あるいは多価の金属中心のカチオン部分を有する塩、オニウム塩、あるいは有機金属塩と、非求核的アニオンは、光化学的あるいは熱的に活性化される触媒および開始剤として有用であり、このような触媒および開始剤と、カチオンあるいは遊離基重合可能なモノマー、触媒段階的成長重合可能なモノマーのうちの少なくとも1つと、を含有している重合可能な組成物。
請求項(抜粋):
カチオン部分とアニオン部分とを有する開始剤塩であって、前記塩のアニオン部分は非求核的アニオンであって、一般式: [(M')m+Q1Q2...Qn]d-で表され、ここで、 M'は、元素周期表(CAS版)のIVB族からVA族まで、すなわちIVB族、VB族、VIB族、VIIB族、VIII族、IB族、IIB族、IIIA族、IVA族およびVA族の元素からなる群から選択される金属または半金属であり、 Q1乃至 Qn は、ハロゲン化物基、ジアルキルアミド基、水酸化物、アルコキシドおよびアリールオキシド基、ヒドロカルビル-メルカプチドおよびヒドロカルビル-カルボキシレート基、ヒドロカルビルおよび置換ヒドロカルビル基、および有機半金属基からなる群から独立に選択され、Q1乃至 Qn のうちの少なくとも1つはハロゲン置換した芳香族ヒドロカルビル基であるが、(n-1)個以下のQ1乃至 Qn はハロゲン化物基であってもよく、Q1乃至 Qn うちの残りは上述した基から選択され、 mは、1乃至6の整数であり、 nは、2乃至7の整数であり、 (n-m)=dであり、 前記塩のカチオン部分は、 (1)元素周期表(CAS版)のIA族〜IIIA族、IB族〜VIIB族、VIII族、ランタニド類およびアクチニド類の金属からなる群から選択され、原子価が1〜5の一価あるいは多価の金属カチオンと、 (2)脂肪族あるいは芳香族の IVA〜VIIA族(CAS版)金属中心オニウム塩、プロトン化した(protonated)脂肪族、芳香族あるいは複素環式アミンから選択される有機オニウムカチオンと、 (3)本質的に金属水酸化物や金属アルキル官能性を持たず、以下の一般式 [(L1)(L2)M]+q (式中、M は、Cr、Mo、W 、Mn、Re、Fe、Ru、Os、Co、Rh、Ir、Pd、PtおよびNiからなる群から選択される金属であり、 L1は、置換および未置換のシクロペンタジエニル、シクロヘキサジエニルおよびシクロヘプタトリエニル、シクロヘプタトリエン、シクロオクタテトラエン、複素環式化合物および、置換あるいは未置換のベンゼン化合物とMの原子価殻に対して3〜8個の電子を寄与できる2〜4個の融合環を有する化合物とから選択される芳香族化合物からなる群から選択される同一あるいは異なるリガンドであればよい1あるいは2個の環状多価不飽和リガンドであり、 L2は、なしであるか、あるいは一酸化炭素、ケトン、オレフィン、エーテル、ニトロソニウム、ホスフィン、亜リン酸塩および関連したヒ素およびアンチモン有機ニトリル、アミン、アルキン、イソニトリルおよび二窒素の誘導体からなる群から選択される同一または異なるリガンドであればよい偶数個の電子を寄与できる1〜3個の非アニオンリガンドであるが、但し、錯体に対するqの正の電荷の総残留量はMに寄与する全電子電荷から生じるものとし、 qは、1または2の整数であって、錯カチオンの残留電荷を示す。)で表わされる有機金属錯カチオンからなる群から選択される、開始剤塩。
IPC (4件):
C08F 4/44 MEY ,  C08G 18/24 NFW ,  C08G 59/68 NKM ,  C08G 73/00 NTB
FI (4件):
C08F 4/44 MEY ,  C08G 18/24 NFW ,  C08G 59/68 NKM ,  C08G 73/00 NTB
引用特許:
審査官引用 (12件)
全件表示

前のページに戻る