特許
J-GLOBAL ID:200903074358334430

電気絶縁油の製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤吉 一夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-088238
公開番号(公開出願番号):特開平11-263985
出願日: 1998年03月18日
公開日(公表日): 1999年09月28日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 水素化脱ろう法を用いることにより、従来の溶剤脱ろう法で得られる電気絶縁油が有する優れた酸化安定性、電気特性を維持したままで、製造工程を簡略化すること。【解決手段】 (1)水素化脱ろうした鉱油を水素化精製処理と中軽質留分の分留処理(水素化精製処理の前後いずれでもよい)を行い、これに溶剤精製した鉱油を0.5〜9重量%配合する方法、(2)水素化精製した鉱油を水素化脱ろうし、色相改良処理と中軽質留分の分留処理(色相改良処理の前後いずれでもよい)を行い、これに溶剤精製した鉱油を配合する方法、により得た精製鉱油を混合し、脱水濾過する。
請求項(抜粋):
下記(a)〜(c)の工程により、電気絶縁油を製造することを特徴とする電気絶縁油の製造方法。(a)下記(i)〜(iii)あるいは(i)、(iii)、(ii)の順で第1の精製鉱油を製造する工程。(i)原油から蒸留分離した沸点範囲250〜500°Cの鉱油留分を、ゼオライト触媒を用いて、温度350°C〜430°Cの範囲で水素化脱ろうする。(ii)水素化精製触媒を用いて、温度320°C〜380°Cの範囲で水素化処理することにより、下記条件を満足する精製鉱油を製造する。0<スルフィド型硫黄分≦50ppm0<全硫黄分≦0.01重量%0<全窒素分≦15ppm(iii)80%留出点までの中軽質留分を分離する。(b)原油から蒸留分離した沸点範囲220〜700°Cの鉱油留分を、芳香族炭化水素を選択的に抽出する溶剤により、ラフィネート収率50〜90容量%の条件で溶剤抽出精製を行なうことにより、ラフィネート油を回収して第2の精製鉱油を製造する工程。(c)前記(a)で得られた第1の精製鉱油と前記(b)で得られた第2の精製鉱油を、99.5:0.5〜91.0:9.0(重量比)の割合で混合する工程。
IPC (11件):
C10G 65/02 ,  B01J 23/24 ,  B01J 23/74 ,  B01J 29/06 ,  C10G 45/06 ,  C10G 45/08 ,  C10G 45/64 ,  C10G 53/04 ,  C10G 53/08 ,  C10M101/02 ,  C10N 40:16
FI (10件):
C10G 65/02 ,  B01J 23/24 M ,  B01J 23/74 M ,  B01J 29/06 M ,  C10G 45/06 ,  C10G 45/08 ,  C10G 45/64 ,  C10G 53/04 ,  C10G 53/08 ,  C10M101/02
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 電気絶縁油の製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-095425   出願人:株式会社ジャパンエナジー
  • 特開昭59-024791

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