特許
J-GLOBAL ID:200903074365130484
「炭素質資源循環システム」
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
菅野 中
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-036904
公開番号(公開出願番号):特開平5-184912
出願日: 1991年02月06日
公開日(公表日): 1993年07月27日
要約:
【要約】【目的】 炭酸ガスを分解処理して炭素質資源を再生させる。【構成】 鉄酸化物を触媒原料とし、鉄酸化物の活性化処理と、炭酸ガス分解処理と、炭素質資源ガスの発生処理を行い、炭酸ガスを分解処理して資源エネルギーガスとして有用なメタン,メタノールなどの炭素質資源ガスを発生させる炭酸ガスの分解処理により活性を失った鉄酸化物は、炭素質資源ガス発生処理によって元の鉄酸化物に戻り、再びこれの活性化処理を行って炭酸ガスの分解処理に用いる。反応に必要な熱は排ガスの廃熱を利用できる。
請求項(抜粋):
鉄酸化物を触媒原料とし、鉄酸化物の活性化処理と、炭酸ガスの分解処理と、炭素質資源ガスの発生処理とを含む炭素質資源循環システムであって、鉄酸化物の活性化処理は、鉄酸化物に水素を反応させて酸素欠陥鉄酸化物を生成反応生成物として水を生じさせる処理であり、炭酸ガスの分解処理は、活性化した鉄酸化物を触媒として炭酸ガスを炭素に還元処理するものであり、分解により生成した炭素は、鉄酸化物表面に析出し、酸素は、酸素欠陥鉄酸化物中に取り込まれるものであり、炭素質資源ガスの発生処理は、鉄酸化物の表面に析出した炭素に他の成分を反応させて炭素質資源ガスを生成する処理であり、且つ鉄酸化物表面の析出炭素を除去して活性化しうる鉄酸化物に再生する処理であることを特徴とする炭素質資源循環システム。
IPC (6件):
B01J 19/00
, B01J 23/74 301
, C01B 31/20
, C07C 9/04
, C07C 31/08
, C10J 3/72
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