特許
J-GLOBAL ID:200903074442872596

燃料電池用系統連系電力変換装置の制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-011475
公開番号(公開出願番号):特開平10-210685
出願日: 1997年01月24日
公開日(公表日): 1998年08月07日
要約:
【要約】【課題】補機電力供給に伴なう燃料電池の出力電力の急変による電池特性劣化を確実に抑制すること。【解決手段】燃料電池1の停止中は、補機切離用遮断器7を閉じると共に系統連系用遮断器3を開いて、交流電源4から補機8へ電力を供給し、燃料電池1の発電開始時には、切換回路43により出力電圧制御回路62からの出力に切り換えてインバータ電圧をソフトスタートさせ、当該インバータ出力電圧が確立した時点で系統連系用遮断器3を閉じると共に切換回路43により出力電力制御回路42からの出力に切り換えて連系運転を開始し、電力基準発生回路41からランプ状の指令値を出力することで、燃料電池1の出力電力を定格値まで立ち上げる。
請求項(抜粋):
電解質層を挟んで対向配置された燃料極および酸化剤極に燃料ガスおよび酸化剤ガスを供給し、電気化学的反応を利用して発電を行ない前記各電極間から直流電力を取り出す燃料電池と、出力側が系統連系用遮断器および補機切離用遮断器を直列に介して交流電源に接続され、前記燃料電池から出力される直流電力を交流に変換するインバータと、前記系統連系用遮断器と補機切離用遮断器との連系点に接続された補機と、出力電力基準をランプ状にして出力する電力基準発生回路、前記電力基準発生回路からの出力に基づいて前記インバータの出力電力を制御する出力電力制御回路、出力電圧基準を出力する出力電圧基準発生回路、前記出力電圧基準発生回路からの出力に基づいて前記インバータの出力電圧を制御する出力電圧制御回路、前記出力電力制御回路からの出力と前記出力電圧制御回路からの出力とを切り換える切換回路、および前記切換回路からの出力に基づいて前記インバータの出力を制御するゲート制御回路を有するインバータ制御回路とを備えて構成され、前記燃料電池の停止中は、前記補機切離用遮断器を閉じると共に系統連系用遮断器を開いて、前記交流電源から補機へ電力を供給し、前記燃料電池の発電開始時には、前記切換回路により出力電圧制御回路からの出力に切り換えてインバータ電圧をソフトスタートさせ、当該インバータ出力電圧が確立した時点で前記系統連系用遮断器を閉じると共に前記切換回路により出力電力制御回路からの出力に切り換えて連系運転を開始し、前記電力基準発生回路からランプ状の指令値を出力することで、燃料電池の出力電力を定格値まで立ち上げるようにしたことを特徴とする燃料電池用系統連系電力変換装置の制御方法。
IPC (7件):
H02J 9/06 504 ,  G05F 1/67 ,  H01M 8/00 ,  H02J 3/38 ,  H02J 11/00 ,  H02J 15/00 ,  H02M 7/48
FI (7件):
H02J 9/06 504 B ,  G05F 1/67 B ,  H01M 8/00 Z ,  H02J 3/38 R ,  H02J 11/00 ,  H02J 15/00 G ,  H02M 7/48 R
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 無停電電源装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-121428   出願人:三洋電機株式会社
  • 特開昭59-209073
  • 特開平2-311134
全件表示

前のページに戻る