特許
J-GLOBAL ID:200903074461772713

構造物の制振装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野田 茂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-030027
公開番号(公開出願番号):特開平9-195581
出願日: 1996年01月23日
公開日(公表日): 1997年07月29日
要約:
【要約】【課題】 構造物の風揺れ等の小さな加速度の振動に対しても効果的に制振機能を発揮することのできる制振装置を提供すること。【解決手段】 制振装置2は、質量体4と、構造物に設置され質量体4を移動可能に支持する基台22と、質量体4と基台22とを連結するコイルバネ6及びダンパユニット26とで構成されている。更に、基台22から質量体4に作用する摩擦力と同程度の大きさの力を質量体4に作用させるリニアモータ10と、その摩擦力の向きを検出して検出結果を表す信号を発生するためのダミー振動系40及び速度センサ16とを備えている。制御装置18が検出信号に基づいてリニアモータ10を制御して、基台22から質量体4に作用する摩擦力と同程度の大きさの力をその摩擦力の向きと逆向きに質量体4に作用させる。
請求項(抜粋):
質量体と、構造物に設置され前記質量体を移動可能に支持する支持手段と、前記質量体と前記支持手段とを連結するバネ要素及びダンパ要素と、を含んで構成された構造物の制振装置において、前記支持手段から前記質量体に作用する摩擦力と同程度の大きさの力を前記質量体に作用させるためのアクチュエータ手段と、前記支持手段から前記質量体に作用する摩擦力の向きを検出し、検出結果を表す信号を発生する検出手段と、前記検出信号に基づいて前記アクチュエータ手段を制御して、前記支持手段から前記質量体に作用する摩擦力と同程度の大きさの力を、前記支持手段から前記質量体に作用する摩擦力の向きと逆向きに前記質量体に作用させる制御手段と、を備えたことを特徴とする構造物の制振装置。
IPC (2件):
E04H 9/02 341 ,  F16F 15/02
FI (3件):
E04H 9/02 341 B ,  F16F 15/02 C ,  F16F 15/02 A
引用特許:
審査官引用 (2件)

前のページに戻る