特許
J-GLOBAL ID:200903074494675365

耐火性に優れた建材用冷延鋼板及び溶融めっき冷延鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小倉 亘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-296082
公開番号(公開出願番号):特開平10-140237
出願日: 1996年11月08日
公開日(公表日): 1998年05月26日
要約:
【要約】【課題】 室温での加工性を確保し、且つ高温強度を向上させた耐火性の冷延鋼板や溶融めっき冷延鋼板を得る。【解決手段】 この耐火性冷延鋼板は、C:0.01〜0.25%,Si:1.5%以下,Mn:0.05〜2.5%,P:0.1%以下,S:0.02%以下,Al:0.005〜0.1%,Mo:0.05〜1.0%,残部が実質的にFeの組成をもつ鋼スラブに熱間圧延,酸洗,冷間圧延及びバッチ焼鈍又は連続焼鈍を施して焼鈍板とした後、1〜5%の塑性歪みを付与することにより製造される。焼鈍に替えて溶融めっきするとき、耐火性溶融めっき冷延鋼板が製造される。鋼スラブは、更にTi,Nb,V及びWの1種又は2種以上を0.005〜0.2%、及び/又はCu:0.05〜0.6%,Ni:0.05〜0.6%,Cr:0.05〜3.0%及びB:0.0003〜0.003%の1種又は2種以上を含むことができる。塑性歪みは、引張り荷重の付与,レベラー加工等により導入できるが、工業的には冷間圧延によるものが最も有効な手段である。
請求項(抜粋):
C:0.01〜0.25質量%,Si:1.5質量%以下,Mn:0.05〜2.5質量%,P:0.1質量%以下,S:0.02質量%以下,Al:0.005〜0.1質量%,Mo:0.05〜1.0質量%,残部が実質的にFeの組成をもつ鋼スラブに熱間圧延,酸洗,冷間圧延及びバッチ焼鈍又は連続焼鈍を施して焼鈍板とした後、1〜5%の塑性歪みを付与することを特徴とする耐火性に優れた建材用冷延鋼板の製造方法。
IPC (5件):
C21D 8/02 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/12 ,  C22C 38/58 ,  C23C 2/06
FI (5件):
C21D 8/02 A ,  C22C 38/00 301 T ,  C22C 38/12 ,  C22C 38/58 ,  C23C 2/06
引用特許:
審査官引用 (14件)
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