特許
J-GLOBAL ID:200903074513515455

動力出力装置およびハイブリッド車両

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 下出 隆史 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-049058
公開番号(公開出願番号):特開平11-234808
出願日: 1998年02月13日
公開日(公表日): 1999年08月27日
要約:
【要約】【課題】 4輪駆動可能なハイブリッド車両において、前車軸と後車軸から出力される動力の配分が変更できなかった。【解決手段】 エンジンの出力動力の一部をクラッチモータを介して前車軸に伝達し、残余を電力として回生する。この電力を用いて後車軸に結合したモータを駆動する。かかる基本構成により4輪駆動可能なハイブリッド車両において、クラッチモータと前車軸との間に変速ギヤを介設する。変速ギヤはリングギヤを固定したプラネタリギヤとクラッチで構成されている。前車軸はサンギヤに結合され、クラッチモータの回転軸はクラッチの切り替えでプラネタリキャリアまたはサンギヤに選択的に結合される。車両が通常走行中には回転軸をプラネタリキャリアに結合し、加速中にはサンギヤに結合する。該手段により加速中に前車軸からの出力動力の配分を大きくすることができる。
請求項(抜粋):
第1の出力軸および第2の出力軸と原動機とを有し、該原動機から出力される動力を前記第1の出力軸および第2の出力軸から出力可能な動力出力装置であって、前記原動機の出力軸および前記第1の出力軸に結合され、該原動機から出力されるトルクと前記第1の出力軸に出力されるトルクが予め定めた比率となるように、該原動機から出力される動力の少なくとも一部を前記第1の出力軸に伝達しつつ、残余の動力を電力に変換する動力分配手段と、前記第2の出力軸に結合され、少なくとも前記動力分配手段により変換された電力を用いて該第2の出力軸に動力を入出力可能な電動機と、前記原動機、動力分配手段および電動機の運転を制御して、前記第1の出力軸から出力される動力および前記第2の出力軸から出力される動力の総和を要求された動力に等しくする動力制御手段とを備え、かつ、入力されるトルクと出力されるトルクとの比を変更可能なトルク比変更手段が、前記原動機から出力される動力を前記第1の出力軸に伝達する経路のいずれかの箇所に介設されている動力出力装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • ハイブリッド車両
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-318273   出願人:株式会社エクォス・リサーチ
  • ハイブリッド車両
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-286684   出願人:株式会社エクォス・リサーチ, アイシン・エィ・ダブリュ株式会社

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