特許
J-GLOBAL ID:200903074523750363
自動車用パワーステアリング装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
野口 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-305857
公開番号(公開出願番号):特開平10-129512
出願日: 1996年10月30日
公開日(公表日): 1998年05月19日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 コントロールバルブのローターに連結されたバルブ側ドラムと、ハンドルに連結されたハンドル側ドラムと、2本のコントロールケーブルとを含む構成としたパワーステアリングの操舵力伝導機構において、引張力のみが作用するインナケーブルには多数の素線を撚り合わせた撚線が用いられていて、使用条件によっては素線が少しずつ破断していってついにはインナケーブルそのものが破断に至る虞れがあるという課題がある。【解決手段】 コントロールケーブルのアウターチューブを除去してインナケーブルの露出した部分にボビンを遊嵌し、そのボビンの軸方向の2箇所に一次コイルと二次コイルとを配置するとともに、一次コイルに交流信号を入力する入力装置37と二次コイルに誘起される誘起電力の変化を検知して異常信号を発する異常検知装置38とを備えた構成とした。
請求項(抜粋):
両端を舵取リンク機構を介して前輪に連結されたピストンロッドを備えたパワーシリンダと、該パワーシリンダに供給され、同時に、該パワーシリンダから排出される圧油を方向制御するロータリー式のコントロールバルブと、該コントロールバルブのローターに連結されたバルブ側ドラムと、ハンドルに連結されたハンドル側ドラムと、可撓性を有するアウタチューブ内に摺動自由に挿通された撚線からなるインナケーブルが前記ハンドル側ドラムの交互方向の回転において交互に引張力が作用するように前記両ドラムに巻き付けられた2本のコントロールケーブルと、を含む自動車用パワーステアリング装置において、前記コントロールケーブルの前記アウターチューブを除去して前記インナケーブルの露出した部分にボビンを遊嵌し、該ボビンの軸方向の2箇所に一次コイルと二次コイルとを配置するとともに、一次コイルに交流信号を入力する入力装置と二次コイルに誘起される誘起電力の変化を検知して異常信号を発する異常検知装置とを備えた自動車用パワーステアリング装置。
IPC (3件):
B62D 5/06
, B60R 16/02 650
, B62D 1/16
FI (3件):
B62D 5/06 Z
, B60R 16/02 650 C
, B62D 1/16
引用特許:
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