特許
J-GLOBAL ID:200903074537563922

コークス炉の診断補修方法及び診断補修装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 内藤 俊太 ,  田中 久喬
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-069300
公開番号(公開出願番号):特開2004-277527
出願日: 2003年03月14日
公開日(公表日): 2004年10月07日
要約:
【課題】コークス炉炭化室炉壁の損耗部を溶射補修するに際し、損耗部煉瓦の機械ハツリ除去を行わずに、損耗深さに応じた溶射肉盛補修を行い、溶射バーナー操作パターンは単純なパターンとする。【解決手段】診断補修装置は、炉室内を前進後退する台車3と、観察診断装置9、溶射装置11を空間的に移動するための駆動装置4とを有し、台車3を炉内に挿入し、壁面の補修すべき部位における壁面位置毎の補修深さを距離計16を用いて測定し、補修すべき部位において駆動装置4によって溶射装置11を走査しつつ耐火物を溶射して耐火物補修を行ない、補修すべき部位の壁面位置毎の補修深さに応じて走査速度を調整することによって溶射肉盛量を調整し、周辺煉瓦面に近い平坦な溶射補修面を得る。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
室炉式コークス炉の炉内を前進後退する台車と、炭化室壁面との距離を測定する距離計を有する観察診断装置と、前記壁面に耐火物を溶射して耐火物補修を行なう溶射装置と、前記台車前部にあって前記観察診断装置、溶射装置を空間的に移動するための駆動装置とを有する診断補修装置を用いてコークス炉の炭化室内の壁面を熱間で診断し補修する方法であって、 診断補修装置の前記台車を炉内に挿入し、前記壁面の補修すべき部位における壁面位置毎の補修深さを前記距離計を用いて測定し、補修すべき部位において前記駆動装置によって前記溶射装置を走査しつつ耐火物を溶射して耐火物補修を行ない、補修すべき部位の壁面位置毎の補修深さに応じて走査速度を調整することによって溶射肉盛量を調整することを特徴とするコークス炉の診断補修方法。
IPC (1件):
C10B29/06
FI (1件):
C10B29/06
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (4件)
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