特許
J-GLOBAL ID:200903074574026090

円筒状ワ-クのスキップシフトプランジ研削方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-117574
公開番号(公開出願番号):特開2002-307305
出願日: 2001年04月17日
公開日(公表日): 2002年10月23日
要約:
【要約】【課題】 円筒状ワ-クをシフトプランジ研削する際の、砥石のドレッシングに至るまでの寿命を長くする。【解決手段】 円筒状ワ-ク側端をワ-ク把持具で把持し、ワ-クを回転させながら回転する砥石を前記ワ-クの回転軸線方向(Z軸方向)に相対移動させてワ-クの外周を研削するプランジ研削工程と、砥石をワ-クより後退させ、ついでワ-クを砥石に対し相対移動させるシフト工程とを繰返してワ-ク外周を研削するシフトプランジ研削方法において、砥石に対するワ-ク送りを従来の送りを1回飛ばす距離行い、テ-ブル反転後、未研削のワ-ク外周部を研削するスキッププランジ研削方法。従来のシフトプランジ研削方法では、研削開始時のワ-ク基準点においてワ-クよりはみ出していた砥石コ-ナ部βが研削に供されず、ドレッシングに至る寿命が短かかったが、スキップ研削することによりこの砥石コ-ナ部βも研削に供され、ドレッシングに至るまでの砥石寿命が延びた。
請求項(抜粋):
円筒状ワ-ク側端をワ-ク把持具で把持し、ワ-クを回転させながら回転する砥石を前記ワ-クの回転軸線方向(Z軸方向)に相対移動させてワ-クの外周を研削するプランジ研削工程と、砥石をワ-クより後退させ、ついでワ-クを砥石に対し相対移動させるシフト工程とを繰返してワ-ク外周を研削するシフトプランジ研削方法において、切り込んでプランジ研削加工する回数を(n+1)回、ワ-クを移動する回数をn回、研削前記ワ-クの研削される長さをL、砥石幅をW、重ね研削代長さをα、プランジ研削加工が開始されるワ-ク基準位置ZOにおけるワ-ク一端より外側にはみ出している砥石幅をβとした際、(但し、L>W、w>2α、(n+1)・(W-α)>L>n(W-α)を満足し、nは正数である。)、nは{L-(W-β)}/(W-α)=n.□□□で算出される正数であり、プランジ研削加工が開始されるワ-ク基準位置ZOを指定し、ワ-クの一端の位置にある砥石が、ワ-クを2(W-α)の長さずつ移動させた際に砥石がワ-ク他端に位置するに到るまでのワ-クの移動回数kを算出し、この移動回数k時のワ-ク他端におけるワ-ク基準位置ZEを指定し、砥石をワ-クの回転軸線に直行する方向に砥石を接近移動してワ-クの一端部分のプランジ研削を行い、所望の仕上げ寸法までワ-クの一端を研削した後、回転する砥石をワ-クより後退させ、ついで、ワ-クをワ-クの回転軸線方向(-Z軸方向)に沿って2(W-α)の長さ移動させ、この後、前記プランジ研削をk回およびワ-クの2(W-α)の長さ移動を(k-1)回繰り返し、ワ-クの研削を行った後、k回目の移動で砥石の幅の一部がワ-ク他端に位置するに必要な長さのワ-ク基準位置ZEにテ-ブルを移動し、(k+1)回目のプランジ研削を行い、この(k+1)回目のワ-ク他端のプランジ研削を終えた後、ワ-クをワ-クの回転軸線方向に沿って移動させる方向を前記他端から最初の一端方向へと逆方向(+Z軸方向)とし、ついで、(k+1)回目のテ-ブル逆方向の移動を(k+1)回目のプランジ研削時に研削されたワ-クの+z軸より遠い側である内側部分の一部が重複してプランジ研削される距離だけ移動させ、ついで(k+2)回目のプランジ研削を行い、(k+2)回目移行の逆方向移動幅を2(W-α)とし、以下この逆方向移動幅2(W-α)の移動をn回まで、プランジ研削を(n+1)回まで、交互に繰り返してワ-ク外周の研削を行うことを特徴とする、円筒状ワ-クのスキップシフトプランジ研削方法。
IPC (2件):
B24B 49/18 ,  B24B 5/04
FI (2件):
B24B 49/18 ,  B24B 5/04
Fターム (6件):
3C034AA01 ,  3C034BB74 ,  3C034DD20 ,  3C043AA04 ,  3C043CC03 ,  3C043EE03
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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