特許
J-GLOBAL ID:200903074577651352
プロピレン系ブロック共重合体の製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小島 隆
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-107026
公開番号(公開出願番号):特開2004-331957
出願日: 2004年03月31日
公開日(公表日): 2004年11月25日
要約:
【課題】プロピレンと他のα-オレフィンを多段階共重合して、プロピレン系ブロック共重合体を製造するに際して、後段工程におけるコモノマーの共重合性を改善して、ゴム成分の生成量及びゴム成分中のα-オレフィン含量を高めて、それにより、耐衝撃性を充分に向上させる。【解決手段】メタロセン触媒を用いて、前段工程としてプロピレン(共)重合体を製造し、後段工程として前段工程で得られた重合体の存在下に、プロピレンと他のα-オレフィンとの気相重合を行うプロピレン系ブロック共重合体の製造方法において、後段工程を行う反応器に、添加量が下記式を満足する、エチレン性不飽和二重結合を有しない液体状態の炭化水素化合物を添加させる。 式 0.1≦V/P≦2.0(Pは後段重合の反応器内に添加する時間あたりの重合体の量[g/h]、Vは当該反応器内に添加する時間あたりの炭化水素化合物の量[mL/h]である。)
請求項(抜粋):
メタロセン触媒を用いて、前段工程としてプロピレン単独重合体またはプロピレンと他のα-オレフィン(エチレンを含む)との共重合体を製造し、後段工程として前段工程で得られた重合体の存在下に、プロピレンと他のα-オレフィン(エチレンを含む)との気相重合を行うプロピレン系ブロック共重合体の製造方法において、後段工程を行う反応器にエチレン性不飽和二重結合を有しない液体状態の炭化水素化合物を添加し、かつその添加量が下記式を満足することを特徴とする、プロピレン系ブロック共重合体の製造方法。
式 0.1≦V/P≦2.0
(Pは後段重合の反応器内に添加する時間あたりの重合体の量[g/h]、Vは当該反応器内に添加する時間あたりの上記の炭化水素化合物の量[mL/h]である。)
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (22件):
4J011AA07
, 4J011AC03
, 4J011BA04
, 4J011BB01
, 4J011BB10
, 4J011MA01
, 4J011MA04
, 4J026HA02
, 4J026HA03
, 4J026HA04
, 4J026HA06
, 4J026HA07
, 4J026HA13
, 4J026HA20
, 4J026HA27
, 4J026HA35
, 4J026HB02
, 4J026HB03
, 4J026HB04
, 4J026HB27
, 4J026HB35
, 4J026HB42
引用特許:
出願人引用 (6件)
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特開昭62-132912号公報(特許請求の範囲の請求項1、第2頁右上欄)
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特開昭58-213012号公報(特許請求の範囲の請求項1)
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特公昭63-54294号公報(特許請求の範囲の請求項1、第2頁4欄22行)
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審査官引用 (5件)
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