特許
J-GLOBAL ID:200903074586683836

車両のステアリング用伝送装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-053163
公開番号(公開出願番号):特開平8-213134
出願日: 1995年02月04日
公開日(公表日): 1996年08月20日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 ステアリングホイールを回転させた時の不快な摺動騒音の発生を防止する。【構成】 下側の固定ケース1と、上側の可動ケース2とを同心円状で回転可能に、かつ内部空間5が形成できるように組み合わせ、該内部空間5内に渦巻状の帯状電線6を収納し、該帯状電線6の外端部を固定ケース1の外方に固定すると共に、内端部を可動ケースの中心側に固定してなる車両のステアリング用伝送装置において、可動ケースを形成する、円筒状の内側壁2bの下部を延長垂下させてロータースリーブ2dを形成すると共に、前記可動ケースの内周面に上下動可能にして、かつ共に回転可能な駆動スリーブ3をその下部に圧縮コイルバネ4を介してステアリングホイール20に結合するように設け、前記ロータースリーブ2dの外周下部をキャンセルカム11に対応させた。
請求項(抜粋):
下側の固定ケース(1)と、上側の可動ケース(2)とを同心円状で回転可能に、かつ内部空間(5)が形成できるように組み合わせ、該内部空間(5)内に渦巻状の帯状電線(6)を収納し、該帯状電線(6)の外端部を固定ケース(1)の外方に固定すると共に、内端部を可動ケース(2)の中心側に固定してなる車両のステアリング用伝送装置において、下側の固定ケース(1)を底壁(1a)と、その外周部上方に設けた円筒状の外側壁(1b)により形成し、上側の可動ケース(2)を上壁(2a)とその内周部下方に設けた円筒状の内側壁(2b)により形成すると共に、該内側壁(2b)の下部を延長垂下させて内周部にリング状の肩部(2c)を有するロータースリーブ(2d)を一体的に備えたものとして、前記内側壁(2b)の内面に垂直突起(2e)を複数設けると共に、該ロータースリーブ(2d)の外周下部には、複数のキャンセル突起(2g)を設け、一方、上面に複数のピン(3a)を突出させたリング状板(3d)の外周部下方に円筒状のスリーブ(3e)を設けると共に、該スリーブ(3e)の外面に複数の垂直溝(3b)を設けてなる駆動スリーブ(3)を別体にて形成し、前記駆動スリーブ(3)を、その上面のリング状板(3d)の下面と、前記ロータースリーブ(2d)の肩部(2c)との間に圧縮コイルバネ(4)を介し、前記垂直突起(2e)に垂直溝(3b)を嵌めることにより、可動ケース(2)に対し駆動スリーブ(3)が所定の範囲内において上下動可能な状態で共に回転可能となし、可動ケース(2)下部のロータースリーブ(2d)のキャンセル突起(2g)を、コンビネーションスイッチ(10)のキャンセルカム(11)に対応させ、駆動スリーブ(3)上面のピン(3a)をステアリングホイール(20)と直結させたことを特徴とする車両のステアリング用伝送装置。
IPC (3件):
H01R 35/04 ,  B60R 16/02 675 ,  B62D 1/10
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • キャンセルカム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-315764   出願人:株式会社東海理化電機製作所

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