特許
J-GLOBAL ID:200903074644675296

位置制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-097051
公開番号(公開出願番号):特開平9-282005
出願日: 1996年04月18日
公開日(公表日): 1997年10月31日
要約:
【要約】【課題】 PI制御でのオーバーシュートを防止する。【解決手段】 目標位置XTを設定する一方(S1)、実際位置XAを検出して(S2)、偏差ΔX=XT-XAを算出する(S3)。そして、偏差ΔXに比例した比例分補正量P=Gp・ΔXを算出する(S4)。また、偏差ΔXを積分して積分分補正量I=I+Gi・ΔXを算出するが(S6)、偏差の絶対値|ΔX|が大きいほど、積分ゲインGiを小さくして(S5)、偏差大の状態での積分分補正量Iを減少させる。そして、比例分補正量Pと積分分補正量Iとを加算して、補正量(補正デューティ)PI=P+Iを算出する(S7)。そして、基本デューティ50%に補正デューティPIを加算して、制御量(制御デューティ)DUTY=50+PIを算出する(S8)。
請求項(抜粋):
制御対象を駆動するアクチュエータを備えて、制御対象の位置を制御する位置制御装置であって、制御対象の目標位置を設定する目標位置設定手段と、制御対象の実際位置を検出する実際位置検出手段と、目標位置と実際位置との偏差を算出する偏差算出手段と、前記偏差に比例した比例分補正量を算出する比例分補正量算出手段と、前記偏差を積分して積分分補正量を算出する積分分補正量算出手段と、比例分補正量と積分分補正量との和に基づいて前記アクチュエータに対する制御量を算出する制御量算出手段と、を備えるものにおいて、前記偏差が大きいときに、前記積分分補正量算出手段により算出される積分分補正量を減少させる積分分補正量減少手段を設けたことを特徴とする位置制御装置。
IPC (5件):
G05B 11/42 ,  F02D 13/02 ,  G05D 3/00 ,  G05D 3/12 ,  G05D 3/12 305
FI (8件):
G05B 11/42 A ,  F02D 13/02 G ,  G05D 3/00 D ,  G05D 3/12 T ,  G05D 3/12 W ,  G05D 3/12 E ,  G05D 3/12 305 V ,  G05D 3/12 305 L
引用特許:
審査官引用 (3件)

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