特許
J-GLOBAL ID:200903074646388928

内燃機関における油圧式チエンテンショナー装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石井 暁夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-030494
公開番号(公開出願番号):特開平8-226503
出願日: 1995年02月20日
公開日(公表日): 1996年09月03日
要約:
【要約】【目的】 油圧室10d付きケース10aと、このケース内に摺動自在に挿入したプランジャ10cとを備え、前記フランジャの油圧による突出動にて二つの軸3,5間に巻掛けしたタイミングチエン8にテンションを付与する一方、前記ケースにピン軸10hにて枢着したラチエット爪10eを、前記プランジャのラチエット歯10jにプランジャの後退動不能に噛合して成る油圧式テンショナー装置において、内燃機関の熱膨張にて前記タイミングチエン8に過度のテンションがかかることを回避する。【構成】 前記ピン軸10hが嵌まるケース側ピン孔10g及びラチエット爪側ピン孔10fのいずれか一方又は両方のピン孔における内径のうち少なくとも前記プランジャの軸線方向に沿った方向の内径d1を、前記ピン軸の直径d0よりも大きくする。
請求項(抜粋):
内部に内燃機関における潤滑油ポンプから油圧が流入する油圧室を備えたケースと、このケース内に摺動自在に挿入したプランジャとから成り、前記プランジャの油圧による突出動にて二つの軸間に巻掛けした無端チエンにテンションを付与するように構成する一方、前記ケースにピン軸を介して回転自在に枢着したラチエット爪を、前記プランジャに設けたラチエット歯に対してプランジャの後退動不能に噛合するように構成して成る油圧式テンショナー装置において、前記ケースに対してラチエット爪を枢着するためのピン軸が嵌まるケース側ピン孔及びラチエット爪側ピン孔のいずれか一方又は両方のピン孔における内径のうち少なくとも前記プランジャの軸線方向に沿った方向の内径を、前記ピン軸の直径よりも大きくしたことを特徴とする内燃機関における油圧式チエンテンショナー装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • オートテンショナ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-300072   出願人:エヌティエヌ株式会社

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