特許
J-GLOBAL ID:200903074650389653

アルミニウム系押出形材の摩擦攪拌接合方法および摩擦攪拌接合用アルミニウム系押出形材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 磯野 道造
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-030110
公開番号(公開出願番号):特開平11-226755
出願日: 1998年02月12日
公開日(公表日): 1999年08月24日
要約:
【要約】【課題】 押出形材のリブ外面同士の突合わせ接合に際し、突合わせ部上部のリブの変形及び/又はリブ最小厚み部の座屈、リブ外面間間隙の発生に起因する接合部欠陥の発生のないアルミニウム系押出形材の摩擦攪拌接合方法と摩擦攪拌接合用アルミニウム系押出形材の提供を課題とする。【解決手段】 予定の接合深さh(mm) におけるリブ外面突合わせ部2上部に押し込まれる攪拌ピン4の外面とリブ内周面1as、1bsとの最短距離w1 が、0.6mm以上、好ましくは1.2mm以上となるように、また最小厚み部のリブ厚みw2が、w2A={(F×H)/(1439×D)}3/2/2 以上及びw2B=F//(2×D×σ0.2)以上{但し、F;押圧力(kgf),H;押出形材垂直高さ(mm), σ0.2;耐力(kgf/mm2) }となるように、アルミニウム系押出形材を予め形成し、かつ、摩擦攪拌接合を行うことを解決手段とする。
請求項(抜粋):
アルミニウム系押出形材のリブの外面同士を突合わせて突合わせ部を形成し、凹面または平面の円形底面の中央部から下方に突出する攪拌ピンを備えたプローブの、前記攪拌ピンを突合わせ部の押出形材上部の中に回転させつつ押し込み、前記凹面または平面の円形底面を突合わせ部近傍の押出形材上面に押圧しながら、前記プローブを回転しつつ突合わせラインに沿って移動させることにより、突合わせ部の押出形材上部を接合するアルミニウム系押出形材の摩擦攪拌接合方法において、前記突合わせ部の押出形材上部の中に押し込まれた前記攪拌ピンの外面と該押出形材のリブ内周面との間の最短距離w1 を0.6mm以上に保つこと、を特徴とするアルミニウム系押出形材の摩擦攪拌接合方法。
引用特許:
審査官引用 (3件)

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