特許
J-GLOBAL ID:200903074656813074

内燃機関のバルブタイミング制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-291026
公開番号(公開出願番号):特開平7-139378
出願日: 1993年11月19日
公開日(公表日): 1995年05月30日
要約:
【要約】【目的】内燃機関のバルブタイミング制御装置において、その制御系に係る故障が判断された場合に、内燃機関で一定の運転性能を確保するための制御を内燃機関のドライバビリティを悪化させることなく行う。【構成】エンジン1に吸気バルブ8の開閉タイミングを変更するための可変バルブタイミング機構(VVT)25を設ける。電子制御装置(ECU)80は、各センサ72,76の検出値に基づき、エンジン1の運転状態に応じた制御目標値を算出し、その算出値とカム回転角センサ78の検出値とに基づきVVT25をフィードバック制御する。又、ECU80は、カム回転角センサ78の故障を診断し、故障が判断された場合に、バルブオーバラップを強制的に小さくすべくVVT25を制御すると共に、そのときのVVT25の駆動速度を、各センサ72,73の検出値に基づきエンジン1の運転状態に応じて設定する。
請求項(抜粋):
内燃機関の回転に同期して所定のタイミングで駆動され、燃焼室に通じる吸気通路及び排気通路をそれぞれ開閉するための吸気バルブ及び排気バルブと、前記吸気バルブ及び前記排気バルブの少なくとも一方の開閉タイミングを、所定の範囲内で可変とするために駆動される可変バルブタイミング機構と、前記内燃機関の運転状態を検出するための運転状態検出手段と、前記内燃機関の運転状態に応じてバルブタイミングを変更するために、前記運転状態検出手段の検出結果に基づきバルブタイミングの制御目標値を算出するための制御目標値算出手段と、前記制御目標値算出手段の算出結果に基づき、前記吸気バルブと前記排気バルブとのバルブオーバラップを変更すべく前記可変バルブタイミング機構の駆動を制御するための通常時駆動制御手段と、前記可変バルブタイミング機構の制御系に係る故障を診断するための故障診断手段と、前記故障診断手段により前記制御系に係る故障と判断された場合に、前記バルブオーバラップを強制的に小さくすべく前記可変バルブタイミング機構の駆動を制御するための故障時駆動制御手段とを備えた内燃機関のバルブタイミング制御装置において、前記故障診断手段により前記制御系に係る故障と判断された場合に、前記故障時駆動制御手段により制御される前記可変バルブタイミング機構の駆動速度を、前記運転状態検出手段により検出される運転状態に応じて設定するための第1の駆動速度設定手段を設けたことを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
IPC (2件):
F02D 13/02 ,  F01L 1/34
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (5件)
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