特許
J-GLOBAL ID:200903074718644002

可変容量圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-243312
公開番号(公開出願番号):特開平9-203377
出願日: 1996年09月13日
公開日(公表日): 1997年08月05日
要約:
【要約】【課題】 斜板の円滑な変位動作を確保する。【解決手段】 ヒンジ機構Kが.斜板11の圧縮荷重領域を含んでその前面に突設されたアーム15と、該アーム15を同位相で支持すべくロータ10に形成された係合溝17とからなり、該アーム15は凸曲面からなる柱面16aが斜板11の傾斜軌面と直交する向きに延在した頭部16を有し、該係合溝17はアーム頭部16の柱面16aと摺接してピストン9の上死点位置を可及的に不変に保つ案内壁17aと、該案内壁17aを挟んでアーム頭部16の両端面を支持する突縁17bとを備えたことにより、簡素な構成で斜板の円滑な変位動作が確保される。
請求項(抜粋):
複数のボアを並設して圧縮機の外郭を構成するシリンダブロックと、内部にクランク室を形成してシリンダブロックの前端を閉塞するフロントハウジングと、該シリンダブロックとフロントハウジングに回転自在に支承された駆動軸と、吸入室及び吐出室を有してシリンダブロックの後端を閉塞するリヤハウジングと、該駆動軸と共動するロータにヒンジ機構を介して同期回転可能に連結された斜板と、傾角変位可能に制御される該斜板と連係して上記ボア内を直動するピストンとを備えた可変容量圧縮機において、上記ヒンジ機構は、上記斜板の圧縮荷重作用領域を含んでその前面に突設されたアームと、該アームを同位相で支持すべく上記ロータに形成された係合溝とからなり、該アームは凸曲面からなる柱面が該斜板の傾斜軌面と直交する向きに延在した頭部を有し、該係合溝は該アーム頭部の柱面と摺接してピストンの上死点位置を可及的に不変に保つ案内壁と、該案内壁を挟んで該アーム頭部の両端面を支持する突縁とを備えていることを特徴とする可変容量圧縮機。
IPC (2件):
F04B 27/08 ,  F04B 27/14
FI (2件):
F04B 27/08 L ,  F04B 27/08 S
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭63-205470
  • 特開昭63-205470
  • 可変容量斜板式圧縮機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-115907   出願人:サンデン株式会社

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