特許
J-GLOBAL ID:200903074781728348

ヒンジ機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 千田 稔
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-219753
公開番号(公開出願番号):特開平11-050735
出願日: 1997年08月01日
公開日(公表日): 1999年02月23日
要約:
【要約】【課題】 フック部や永久磁石を配設しなくても、蓋体を確実に閉める。【解決手段】 一方の端面が1以上の山部32aを有するカム面32を構成するように形成されている第1の筒形カム3を第1のスプリング4を介して第1の筒状ケース2内にスライド可能に配設する。第1の筒形カム3に一端を軸支させた軸部材5回りにスライド可能に、第1の筒形カム3のカム面32に対向する端面が1以上の山部61aを有するカム面61を構成するように形成されている第2の筒形カム6を第2のスプリング7を介して装着する。軸部材5の他端を軸支可能であると共に第2の筒形カム6を相対的に長さ方向にスライド可能に配設することができる第2の筒状ケース8内に、第1の筒形カム3のカム面32に対向する端面が1以上の山部91aを有するカム面91を構成するように形成された第3の筒形カム9を設ける。
請求項(抜粋):
第1の筒状ケースの中空部内に、該第1の筒状ケースとは相対的に回転せずに長さ方向にスライド可能に配設されると共に、一方の端面が1以上の山部を有するカム面を構成するように形成されている第1の筒形カムと、該第1の筒形カムを常態において筒状ケースの開口部から突出する方向に付勢する第1のスプリングと、一端が第1の筒形カムの軸心に沿って形成された軸受け孔に挿入されて支持されている軸部材と、該軸部材回りにスライド可能に装着され、第1の筒形カムのカム面に対向する端面が1以上の山部を有するカム面を構成するように形成されている第2の筒形カムと、軸部材に装着され、常態において第2の筒形カムのカム面が第1の筒形カムのカム面から離間する方向に付勢する第2のスプリングと、中空部内に、軸部材の他端を軸支可能であると共に第2の筒形カムを相対的に回転させずに長さ方向にスライド可能に配設することができ、かつ第1の筒形カムのカム面に対向する端面が1以上の山部を有するカム面を構成するように形成された第3の筒形カムを有する第2の筒状ケースと、第2の筒形カムの他端面を押圧して、該第2の筒形カムを第2のスプリングに抗して軸部材の長さ方向に沿って移動させることができる押圧部材と、を有し、第1の筒状ケースと第2の筒状ケースのうちの一方が固定され、常態において、第1の筒形カムと第3の筒形カムの各山部の一方の斜面同士が接して第3の筒形カムが第1の筒形カムに対して相対的に一方向に付勢され、押圧部材を押圧して第2の筒形カムをスライドさせると、第2の筒形カムの各山部の他方の斜面が第1の筒形カムの他方の斜面に接し、第1の筒形カムと第3の筒形カムの頂点同士が一致するまで、第2の筒形カムが第1の筒形カムに対して相対的に他方向に回転し、該一致点を通り過ぎると、第1の筒形カムと第3の筒形カムの各山部の他方の斜面同士が接して、一方の筒形カムの各山部の頂点が他方の筒形カムの各谷底部に到達するまで第3の筒形カムが他方向に回転することを特徴とするヒンジ機構。
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • ヒンジ部材
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-199520   出願人:株式会社ニフコ

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