特許
J-GLOBAL ID:200903074825263720
成型シミュレーション方法、成型シミュレーション装置及び成型シミュレーションプログラム並びに当該成型シミュレーションプログラムを記録したコンピュータ読みとり可能な記録媒体
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-012132
公開番号(公開出願番号):特開2003-216659
出願日: 2002年01月21日
公開日(公表日): 2003年07月31日
要約:
【要約】【課題】巻き込み欠陥を作業者の経験に頼らず、より正確に推測できる成型シミュレーション方法を提供すること。【解決手段】前処理工程S1と、充填解析ステップS21と、材料が充填されていないキャビティ要素について、閉領域を検出し、その閉領域に閉じこめられた気体の量の情報をその閉領域に対応づける閉領域検出ステップS23と、その閉領域内が溶融材料で充填されて消滅した場合、その閉領域が消滅した座標上の点に仮想巻き込み点を設定する仮想巻き込み点設定ステップS24と、をもつ解析工程と、を有することを特徴とする成型シミュレーション方法。つまり、一度、キャビティ要素内で発生した巻き込み欠陥を型要素等で囲繞された閉領域として検出し、内部に含まれる気体の量をその閉領域に対応づけることで、閉領域内に閉じこめられた気体の量を解析中も保持することができる。
請求項(抜粋):
溶融した材料の成型に用いる型の形状を座標系上に位置づけ、該座標系の空間を複数の微小要素に分割する要素作成ステップと、前記微小要素のそれぞれについて、該型の型領域に位置する場合には型要素と該型のキャビティ領域に位置する場合にはキャビティ要素と定義する要素定義ステップと、をもつ前処理工程と、前記キャビティ要素のそれぞれについて、前記溶融材料の充填解析を行う充填解析ステップと、前記材料が充填されていない前記キャビティ要素のそれぞれについて、前記型要素及び/又は該材料で充填された該キャビティ要素によって新たに囲繞された閉領域を検出し、該閉領域に閉じこめられた気体の量の情報を該閉領域に対応づける閉領域検出ステップと、該閉領域内が溶融材料で充填されて消滅した場合、該閉領域が消滅した座標上の点に、該消滅した閉領域に対応づけられた該気体量情報が対応づけられ、前記充填解析ステップにおいて溶融材料流れ速度に従い移動する仮想巻き込み点を設定する仮想巻き込み点設定ステップと、をもつ解析工程と、を有することを特徴とする成型シミュレーション方法。
IPC (4件):
G06F 17/50 612
, G06F 17/50 680
, B22C 9/00
, B22D 46/00
FI (4件):
G06F 17/50 612 H
, G06F 17/50 680 C
, B22C 9/00 E
, B22D 46/00
Fターム (2件):
引用特許:
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