特許
J-GLOBAL ID:200903074850043514

非水電解液電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 司朗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-286234
公開番号(公開出願番号):特開2004-127556
出願日: 2002年09月30日
公開日(公表日): 2004年04月22日
要約:
【課題】4.0V(vs.Li/Li+)以上の電位でリチウムイオンの挿入・離脱が可能なリチウム遷移金属複合酸化物を正極活物質として使用した場合にも、正極集電体であるアルミニウムが腐蝕されることなく、且つ200°C以上の温度に晒されるリフロー半田付けにも適した非水電解液電池を提供する。【解決手段】リチウム電池10は、非水電解液の溶質として、LiN(CnF2n+1SO2)(CmF2m+1SO2)と、LiPF6との混合物を用い、LiPF6の割合を5%未満に設定している。リチウム電池10は、リフロー半田付けで回路基板20に実装する際に、200°C以上の高温に晒されるが、リチウム塩が分解して電池の内部圧力が大きく上昇することはなく、その電池性能が維持される。また、正極集電体5に含まれるアルミニウムが溶解するのも抑えられる。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
正極活物質として、リチウムを基準とした電位で4.0V以上の電位でリチウムイオンの挿入及び離脱の少なくとも一方が可能なリチウム遷移金属複合酸化物が用いられ、正極集電体に金属アルミニウムまたはアルミニウム合金が用いられ、回路基板にリフロー半田付けされる非水電解液電池であって、 非水電解液の溶質に、 LiN(CnF2n+1SO2)(CmF2m+1SO2)で表される少なくとも1種の有機フッ素含有リチウム塩と、LiPF6とが用いられ、 前記有機フッ素含有リチウム塩に対するLiPF6のモル比が、99:1以上95:5未満であることを特徴とする非水電解液電池。 ただし、n,mは任意の正の整数である。
IPC (5件):
H01M6/16 ,  H01M2/10 ,  H01M4/58 ,  H01M4/66 ,  H01M10/40
FI (5件):
H01M6/16 A ,  H01M2/10 B ,  H01M4/58 ,  H01M4/66 A ,  H01M10/40 A
Fターム (51件):
5H017AA03 ,  5H017AS02 ,  5H017CC03 ,  5H017EE05 ,  5H024AA03 ,  5H024AA12 ,  5H024BB01 ,  5H024BB07 ,  5H024CC03 ,  5H024FF11 ,  5H024HH02 ,  5H024HH04 ,  5H029AJ11 ,  5H029AJ13 ,  5H029AK03 ,  5H029AL02 ,  5H029AL03 ,  5H029AL06 ,  5H029AL12 ,  5H029AM03 ,  5H029AM05 ,  5H029AM07 ,  5H029BJ03 ,  5H029CJ08 ,  5H029DJ07 ,  5H029HJ02 ,  5H029HJ18 ,  5H040AA03 ,  5H040AA34 ,  5H040AA36 ,  5H040AS12 ,  5H040AT03 ,  5H040AY02 ,  5H040DD15 ,  5H040NN05 ,  5H050AA18 ,  5H050AA19 ,  5H050AA20 ,  5H050BA05 ,  5H050BA17 ,  5H050CA07 ,  5H050CA08 ,  5H050CA09 ,  5H050CA29 ,  5H050CB03 ,  5H050CB07 ,  5H050CB12 ,  5H050DA08 ,  5H050GA10 ,  5H050HA02 ,  5H050HA18
引用特許:
審査官引用 (8件)
  • 非水電解質電池
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-046719   出願人:三洋電機株式会社
  • 非水電解質二次電池
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-187817   出願人:セイコーインスツルメンツ株式会社
  • 非水電解質二次電池
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-234790   出願人:セイコーインスツルメンツ株式会社
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