特許
J-GLOBAL ID:200903074920414248
内燃機関用点火装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
松本 英俊 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-043424
公開番号(公開出願番号):特開平9-236071
出願日: 1996年02月29日
公開日(公表日): 1997年09月09日
要約:
【要約】【課題】機関の急加減速時に点火位置が遅角し過ぎたり、進角し過ぎたりするのを防止することができるデジタル式の内燃機関用点火装置を提供する。【解決手段】点火位置の計測を開始する基準位置で基準信号Vs1が発生したときに、機関が1回転する間にマイクロコンピュータ3のカウンタ3eが計数した計数値を回転数検出用計数値として取込み、取込んだばかりの回転数検出用計数値を用いて、機関の点火角度を与えるデータを点火位置計測用計数値に換算する演算を行わせる。基準信号Vs1が発生したときに、演算された点火位置計測用計数値の計数を開始し、この計数が完了したときに点火信号Vi を点火回路2に与えて点火動作を行わせる。
請求項(抜粋):
点火信号が与えられたときに点火コイルの一次電流を制御して点火用の高電圧を発生させる点火回路と、内燃機関の上死点よりも位相が進んだ位置に設定された基準位置及び該基準位置よりも位相が遅れ前記上死点よりも位相が進んだ位置に設定された固定点火位置でそれぞれ基準信号及び固定点火位置信号を発生する信号発生器と、クロックパルスを計数するカウンタと、内燃機関が1回転する間に前記カウンタが計数する計数値である回転数検出用計数値(NRPM)から内燃機関の回転数(Ne)を演算する回転数演算手段と、前記回転数演算手段により演算された内燃機関の回転数(Ne)に対して前記基準位置から点火位置(θi )までの角度である点火角度(IGANG)を演算する点火角度演算手段とを備えた主演算手段と、各基準信号が発生する毎に前記主演算手段の動作に割り込みをかけて、前回の基準信号が発生してから今回の基準信号が発生するまでの間に前記カウンタが計数した計数値を前記回転数検出用計数値(NRPM)として取り込むカウンタ計数値取り込み手段と、前記基準位置から点火位置まで機関が回転する間に前記カウンタに計数させる計数値を決定して前記カウンタに決定した計数値の計数を開始させるカウンタ計数値決定手段とを実現する割り込み処理手段と、前記固定点火位置信号が発生したときに前記点火信号を発生する低速領域用点火信号発生手段と、前記カウンタ計数値決定手段が決定した計数値の計数が終了したときに前記点火信号を発生させる制御回転領域用点火信号発生手段とを具備し、前記カウンタ計数値決定手段は、前記カウンタ計数値取込み手段により取り込まれた回転数検出用計数値(NRPM)と前記主演算手段により演算された点火角度(IGANG)との積を360で徐することにより点火位置計測用計数値(IGTIME=IGANG×NRPM/360)を演算して該点火位置計測用計数値(IGTIME)を前記カウンタに計数させる計数値として決定することを特徴とする内燃機関用点火装置。
IPC (3件):
F02P 5/15
, F02D 45/00 362
, F02D 45/00 370
FI (3件):
F02P 5/15 C
, F02D 45/00 362 C
, F02D 45/00 370 F
引用特許:
審査官引用 (1件)
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内燃機関制御装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平4-308961
出願人:三菱電機株式会社
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