特許
J-GLOBAL ID:200903074932523301

能動振動抑制装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 千葉 剛宏 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-330023
公開番号(公開出願番号):特開平10-169700
出願日: 1996年12月10日
公開日(公表日): 1998年06月23日
要約:
【要約】【課題】制御性能を向上させ、かつ因果律をも満たすことができる能動振動抑制装置を提供する。【解決手段】振動源からの振動を検出した振動検出器1からの信号を参照信号とし、参照信号に基づく車室内の振動と逆位相の相殺信号を適応FIRデジタルフィルタによって生成してスピーカ5を駆動し、スピーカ5から発生する相殺振動と振動源に基づく車室内の振動との相殺誤差をマイクロフォン6にて検出し、マイクロフォン6の出力信号に基づいて適応FIRデジタルフィルタの適応パラメータを変更する能動振動抑制装置において、路面状況認識部19にて車両前方の路面状況を検知し、路面状況情報を参照して路面状況に対する適応パラメータをメモリ23から読み出し、該読み出した適応パラメータを相殺誤差に基づく適応パラメータの変更に先行して適応パラメータとして設定するようにした。
請求項(抜粋):
振動源からの振動を検出する振動検出手段と、該振動検出手段からの出力信号が参照信号として入力され、かつ該参照信号に基づく車室内の振動と逆位相の相殺信号の生成を行う適応制御手段と、該適応制御手段により生成された相殺信号に基づいて相殺振動を発する相殺振動発生手段と、該相殺振動発生手段により発生する相殺振動と前記振動源に基づく車室内の振動との相殺誤差を検出する誤差信号検出手段とを備え、該誤差信号検出手段により検出された誤差信号に基づいて前記適応制御手段の適応パラメータを変更する能動振動抑制装置において、車両前方の路面状況を検知する路面検知手段と、路面状況情報に対する適応パラメータが記憶された記憶手段と、前記路面検知手段により検知された路面状況情報を参照して前記記憶手段から適応パラメータを読み出し、該読み出した適応パラメータを前記誤差信号に基づく適応パラメータの変更に先行して前記制御手段の適応パラメータとして設定するようにしたことを特徴とする能動振動抑制装置。
IPC (5件):
F16F 15/02 ,  G05D 19/02 ,  G10K 11/178 ,  G10K 11/16 ,  F01N 1/00
FI (5件):
F16F 15/02 A ,  G05D 19/02 D ,  F01N 1/00 A ,  G10K 11/16 H ,  G10K 11/16 J
引用特許:
審査官引用 (4件)
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