特許
J-GLOBAL ID:200903074969257270

ピストン・クランク機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 和田 成則
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-222077
公開番号(公開出願番号):特開2000-055164
出願日: 1998年08月05日
公開日(公表日): 2000年02月22日
要約:
【要約】【課題】 往復運動/回転運動の変換を行うピストン・クランク機構のピストン/シリンダ間の摺接面の摩擦負荷とこれに起因する摺接面の損耗と伝達動力の損失を軽減する。【解決手段】 一端がピストンピン8を介してピストン部(1、6)に枢支されたフリーリンク9の向き(C9)が、ピストン1の往復運動のほぼ中間点でピストン1の往復運動方向(ピストン中心軸線CP方向)と一致し、上下死点ではややずれるように、ピストン1、クランクシャフト間のリンク機構(9、10、5、4)を構成して、最も負荷の大きくなる中間点でのピストン/シリンダ間の摺接面Dの摩擦を減少する。
請求項(抜粋):
ピストンの往復運動をクランクシャフトの回転運動に変換するピストン・クランク機構において、シリンダ内を往復摺動するピストン部と、上記ピストン部にピストン部の中心軸線に配置されたピストンピンを介して枢支されたフリーリンクと、上記フリーリンクの他端のフリーリンク枢支点に連結されるとともに、クランクシャフトとともに回動自在のクランクアームのクランクピンに連結されて、ピストンの往復運動をクランクシャフトに伝達する、複数のリンクからなる中間リンク機構とを具備し、中間リンク機構の少なくともひとつのリンクが、ピストン部の往復摺動行程に応じて、クランクシャフトを囲うクランクケースを基準とした所定の軌跡に沿って運動することにより、ピストン部がその往復行程の少なくとも中間点にあるとき、フリーリンク枢支点が、ほぼピストン部の中心軸線上に来るようにしたことを特徴とするピストン・クランク機構。
IPC (2件):
F16H 21/18 ,  F02B 75/32
FI (2件):
F16H 21/18 ,  F02B 75/32 A
引用特許:
審査官引用 (2件)

前のページに戻る