特許
J-GLOBAL ID:200903075008781163

香油含有食品の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 辻 良子 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-191620
公開番号(公開出願番号):特開平10-014524
出願日: 1996年07月03日
公開日(公表日): 1998年01月20日
要約:
【要約】【課題】 バージンオリーブ油等の香油の香りが充分に活かされていて風味に優れ、しかも食感などにも優れるパスタソースなど食品、および香油用香気保持剤を提供すること。【解決手段】 (A)親油性澱粉;及び(B)特性?@(濃度が5〜15重量%の澱粉水溶液又は澱粉水分散液の状態で70〜90°Cで糊化したときの70°Cでの粘度が1500〜40000cpであるという特性)及び特性?A(上記?@で糊化した液を121°Cで30分間加熱処理し70°Cに冷却したときの粘度が200cp以下であるという特性)を有する澱粉から選ばれる少なくとも1種からなる澱粉を含有する香油用香気保持剤を食品中に含有させて、澱粉の糊化前又は糊化後に食品中にバージンオリーブ油等の香油を添加して香油を含有する食品を調製し、それを100°C以上の温度に加熱処理することにより、香油の香気を有する風味および食感に優れる香油含有食品を得ることができる。
請求項(抜粋):
香油を含有する食品の製造方法であって、(A)親油性澱粉;および(B)下記の特性?@および特性?A;?@ 濃度が5〜15重量%の澱粉水溶液または澱粉水分散液の状態にして70〜90°Cの温度で糊化したときの70°Cにおける粘度が1500〜40000cpであるという特性;および?A 上記?@で糊化した液を121°Cの温度で30分間加熱処理を行い70°Cに冷却したときの粘度が200cp以下であるという特性;を有する澱粉;から選ばれる少なくとも1種からなる澱粉を食品中に含有させ、澱粉の糊化前または糊化後に食品中に香油を添加した後、100°C以上の温度で加熱することを特徴とする香油の香気が保持された香油含有食品の製造方法。
IPC (3件):
A23L 1/22 ,  A23L 1/10 ,  A23L 1/39
FI (3件):
A23L 1/22 C ,  A23L 1/10 Z ,  A23L 1/39
引用特許:
審査官引用 (2件)

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