特許
J-GLOBAL ID:200903075068488813

電子楽音発生装置および信号処理特性調整方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川▲崎▼ 研二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-398103
公開番号(公開出願番号):特開2003-195859
出願日: 2001年12月27日
公開日(公表日): 2003年07月09日
要約:
【要約】【課題】 既存の室内の音響条件等を利用して発生させる楽音にアコースティック感等を付与することができ、かつ設置環境等が変動した場合にもハウリングやクロストーク等の障害が生じることを自動的に抑制する。【解決手段】 電子鍵盤楽器100では、演奏操作に応じた電子楽音が発生させられると、該楽音がL,Rチャンネルに対応するマイクロホン130,131等によって収音され、室空間の音響条件を利用した残響付与等の信号処理がなされてリアスピーカ160,161から放音されるようになっている。そして、ユーザから自動調整指示があった場合には、測定用楽音をステレオ再生し、該再生時に左右チャンネルのマイクロホン130,131等によって収音された収音信号の測定結果に基づいて、各チャンネルの信号処理内容が調整される。
請求項(抜粋):
第1のチャンネルの楽音信号と第2のチャンネルの楽音信号とを生成する電子音源と、当該電子音源によって生成される第1のチャンネルおよび第2のチャンネルの楽音信号の各々に対応した楽音を発生させる第1のスピーカおよび第2のスピーカとを備えた電子楽音発生装置であって、前記第1のスピーカに対応する位置に設けられる第1のマイクロホンと、前記第2のスピーカに対応する位置に設けられる第2のマイクロホンと、前記第1のマイクロホンによって収音された収音信号に対して設定された信号処理を施して出力する第1の信号処理手段と、前記第2のマイクロホンによって収音された収音信号に対して設定された信号処理を施して出力する第2の信号処理手段と、前記第1のスピーカに対応する位置に設けられ、前記第1の信号処理手段によって処理された信号に対応する音を放音する第3のスピーカと、前記第2のスピーカに対応する位置に設けられ、前記第2の信号処理手段によって処理された信号に対応する音を放音する第4のスピーカと、信号処理内容の設定指示があった場合に、測定用音信号を前記第3スピーカおよび前記第4のスピーカに出力し、前記測定用音信号に対応する音が前記第3のスピーカおよび前記第4のスピーカから放音されている測定期間中に、前記第1のマイクロホンによって収音される収音信号に基づいて、前記第1の信号処理手段による信号処理内容を設定するとともに、前記測定期間に前記第2のマイクロホンによって収音される収音信号に基づいて、前記第2の信号処理手段による信号処理内容を設定する設定手段とを具備することを特徴とする電子楽音発生装置。
IPC (6件):
G10H 1/00 ,  G10K 15/12 ,  H04R 3/02 ,  H04R 3/04 ,  H04S 1/00 ,  H04S 7/00
FI (6件):
G10H 1/00 C ,  H04R 3/02 ,  H04R 3/04 ,  H04S 1/00 D ,  H04S 7/00 Z ,  G10K 15/00 B
Fターム (15件):
5D020CC04 ,  5D020CE02 ,  5D062AA22 ,  5D062AA23 ,  5D062CC12 ,  5D062CC14 ,  5D108AA07 ,  5D108AA08 ,  5D108AB08 ,  5D108AB09 ,  5D108AC10 ,  5D378BB11 ,  5D378SA16 ,  5D378XX16 ,  5D378XX42
引用特許:
審査官引用 (4件)
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