特許
J-GLOBAL ID:200903075088735760

有機および無機ヒドロキシドおよびアルコキシドの電気分解による調製方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 秀策
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-523223
公開番号(公開出願番号):特表平8-500853
出願日: 1994年04月06日
公開日(公表日): 1996年01月30日
要約:
【要約】アノードを有するアノライトコンパートメント、カソードを有するカソライトコンパートメント、および該両コンパートメントを分離するアニオン選択性膜または非イオン性分離体を含む電解セルにおいて、対応するハロゲン化物塩から有機および無機ヒドロキシドまたはアルコキシドを調製するための方法について説明する。この方法は、以下の工程を包含する:(A)該カソライトコンパートメントに、有機または無機ハロゲン化物塩と、水、ヒドロキシドイオンと反応しない有機液体、またはそれらの混合物から選択される液体とを含む混合物を充填する工程;(B)該アノライトコンパートメントに、該アノードでハロゲンを還元し得、またはそれ自体が酸化され得る還元剤と、水、有機液体またはそれらの混合物から選択される液体とを含有する混合物を充填する工程:ただし、所望のヒドロキシドまたはアルコキシドを形成するための電解の間、該カソライト混合物中に充分な水またはアルコールが存在する;(C)該カソライトコンパートメント中でヒドロキシドまたはアルコキシドを生成させるために、該電解セルに電流を通す工程:および(D)該カソライトコンパートメントから、該有機または無機ヒドロキシドまたはアルコキシドを回収する工程。本発明の方法によって生成される、4級および3級オニウムヒドロキシドおよびアルコキシドは、純度の向上によって特徴付けられ、そして生産コストは他の多くの方法よりも低い。
請求項(抜粋):
アノードを有するアノライトコンパートメント、カソードを有するカソライトコンパートメント、および該両コンパートメントを分離するアニオン選択性膜または非イオン性分離体を含む電解セルにおいて、対応するハロゲン化物塩から有機および無機ヒドロキシドまたはアルコキシドを調製するための方法であって、以下の工程を包含する方法: (A)該カソライトコンパートメントに、有機または無機ハロゲン化物塩と、水、ヒドロキシドイオンと反応しない有機液体、またはそれらの混合物から選択される液体とを含む混合物を充填する工程; (B)該アノライトコンパートメントに、該アノードでハロゲンを還元し得、またはそれ自体が酸化され得る還元剤と、水、有機液体またはそれらの混合物から選択される液体とを含有する混合物を充填する工程:ただし、所望のヒドロキシドまたはアルコキシドを生成するための電解の間、該カソライト混合物中に充分な水またはアルコールが存在する; (C)該カソライトコンパートメント中でヒドロキシドまたはアルコキシドを生成させるために、該電解セルに電流を通す工程;および (D)該カソライトコンパートメントから、該有機または無機ヒドロキシドまたはアルコキシドを回収する工程。
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 特表平4-500097
  • 特開昭60-100690
  • 特開昭60-159183
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審査官引用 (5件)
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